中庭にある゛蛙合戦の池”で読んだと伝えられる、小林一茶の句「やせ蛙 負けるな一茶 これにあり」は生後まもなく亡くなったわが子を思い読んだとの説をご住職から聞きました。弱い蛙を応援するほほえましい句とは別の伝えもあることを知りました。
本堂で、葛飾北斎晩年最大の天井絵「八方睨みの鳳凰図」をご住職の案内で見せていただきました。鳳凰の鋭い眼光がどこまでもついてくるようで、北斎の力量に圧倒される思いでした。残念ながら撮影は禁止でした。
こちらはＮＨＫ大河ドラマで「もこみち」が演じる黒田武士に、秀吉から拝領した名槍日本号を飲み取られたあの福島正則の菩提寺でもあります。
中野市在住のお友達の案内で「栗と葛飾北斎と花の町」をキャッチフレーズとする小布施町に行き、北斎ゆかりの岩正院にお参りしました。正式には曹洞宗 梅洞山 岩松院です。
