いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

「普通」ということ

2006年11月15日 | 考える
通勤電車の中で、
時々信じられない人を見る。
最近はもうあんまり気にもしなくなって、
なんとも思わない。

自分の親に見せたらきっと目を疑うのだろうけど。
今日はロールケーキを食べてる人だった。
立っている自分の目の前で
ロールケーキをパクパク。

以前にみかけた「電車の中でひげをそる人」
よりかはまだましだが、
「食べる姿」というものが美しくない姿だと知るのは
いつのことになるだろうか。

昔はテレビドラマでも「食べる姿」というものは
放送されなかったという。
人が食べている姿はあまり美しいものではない。
ということだったらしい。

自分にとっての「普通」は「世間の普通」ではない。
最近よくそういう姿を見る。

個性が大事とか、自分の好きなことをすればいいとか、
そういうもろもろの風潮などが重なって、
新しい「普通」ができあがるのだろうか。

時代は動き、常識も普通も変わってゆく。
それが真実とはいえ、電車の中で堂々とご飯を食べたり、
化粧をしたり、家との区別がなくなってゆくのを見るのは
なんだかなさけない感じがする。

自由には責任が伴うとよく言うが、
確かに自由にするということで
得るものと失うものがあるのだろう。

人は人の中で生きてゆくのに、
最近なんだか自分の中だけで生きている人が
多い気がしている。

そういう自分もきっと他の人から見れば
自己中心でマナーもなっていないということなのだろう。
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