いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

少しずつ離れて

2004年07月12日 | その他
もう、僕は要らないでしょう?
君は戻ったのだから。

君には帰るところがあるし、
そこに帰った。

「さみしいから」は理由にはならない。

君の思い出を少しずつ
僕から離して、
いつかまた、独りで平気になる。

一人で生まれてきた。
死ぬのも一人。
一人でいることが自然なのかもしれない。

そう、理屈をかぶせてみても、
この気持ちは消せない。

でも、少しずつ、少しずつ
確実に離れていこう。

星を回る衛星のように
ちょうどいい距離で君の周りを回るとしよう。

引力で墜落しないように。
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