いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

なじめないルール

2004年04月25日 | カウンセラー勉強記
カウンセラーは否定をしない。
人の意見を批判しない。
そのルールにどうしてもなじめなかった。

相談とカウンセリングの違いは
相談をされた人がアドバイスをするのが相談で、
来談者の問題を整理し、回答を見つける手伝いをするのが
カウンセリングだという。

相談の危険なところは「依存心」あるという。
相談の結果道を示され、それに従った場合
成功すれば、「今度も問題が起きたらアドバイスをもらおう」
と思うし、
失敗すれば、「失敗したのはあの人のアドバイスのせいだ」
と思ってしまう。

それに対しカウンセリングは来談者自身の「気づき」
を促す。そうしてアドバイスは一切しない。
ただ、自分自身で考えてもらうきっかけを与えるだけだ。

それ自体はよいとは思うのだが、
日常生活ではカウンセリングが役に立たないような
気がしてならなくなった。

確かにその人自身が感じたことはその人にとっては
真実でそれを否定しようが何をしようが
それは変らない。

でも、生活の中では「肯定」を皆求めていると思えるのだ。
自分自身の判断が間違っていないと肯定して欲しい。
自分自身の存在を肯定して欲しい。

自分が自信過剰だからなのか、
自分自身に悩みはないし、
相談することもない。

自分自身で問題を整理できる人には
カウンセリングは必要ないのだろうな。
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