いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

自分探しの答え

2008年02月08日 | 考える
「自分」を探していた。

今の自分は本当の自分ではないのではないか。
もっと隠された才能があるのではないか。
なにか大きな使命があるのではないか。

ところが、そういうことは一切無くて、
自分はただただ平凡な毎日を送ることしか出来ない、
一般人であった。

毎日を振り返ると、何か特別な努力をしているわけでもなく、
毎日を浪費しているのに、ただただある日何かが
降ってくるのではないかと、いう傲慢な思い。

「自分探し」なんて、する必要は無かった。
探しているのは、「自分」ではなく、
必要とされている「自分」、何か他の人ととのつながりがある「自分」
結局、自分自身がいかに有能であろうとも、それは意味を持たず、
他の人のために「有用」に働いたときにこそ、意味を持つ。

今はそう思う。

結局のところ他の人に「必要されるか、否か」
それだけがその人の価値を決めると思う。

「自分を探すのは自分ではなく、自分を必要とする他人が探すもの」
それが、自分探しの果ての自分自身の答えだった。
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