とある喫茶店にて。
「この砂時計が落ちたとき、紅茶が飲み頃です」
サラサラサラサラ・・・
この砂がすべて落ちたとき、紅茶が飲み頃になる。
その言葉を繰り返してみた。
その砂時計には「3MIN」と書いてあった。
人生は、と考える。
みんなが砂時計を持ち、いつか砂が落ちきる。
落ちきったとき、人は死ぬのだろう。
こうしている間にも、さらさら、さらさら。
砂時計ならひっくり返せば、また砂は落ち始める。
ひっくり返せない僕の砂時計にはなんと書いてあるのだろう。
30年、3年、3分?
降りしきる雨の中、確かに時の音を聞いたような気がした。
「この砂時計が落ちたとき、紅茶が飲み頃です」
サラサラサラサラ・・・
この砂がすべて落ちたとき、紅茶が飲み頃になる。
その言葉を繰り返してみた。
その砂時計には「3MIN」と書いてあった。
人生は、と考える。
みんなが砂時計を持ち、いつか砂が落ちきる。
落ちきったとき、人は死ぬのだろう。
こうしている間にも、さらさら、さらさら。
砂時計ならひっくり返せば、また砂は落ち始める。
ひっくり返せない僕の砂時計にはなんと書いてあるのだろう。
30年、3年、3分?
降りしきる雨の中、確かに時の音を聞いたような気がした。