いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

すれ違う思い

2005年11月04日 | その他
彼女と食事に行こうとして、
彼女を見ると、重そうな荷物を持っていた。
自分も重い荷物を持っているから、
彼女の荷物を持ってあげることはできないし、
彼女の荷物を僕が持つことをきっと彼女は拒むだろう。

彼女の体は小さいから、重い荷物を持たせて
遠くまで行くのは結構大変だ。

「荷物が重そうだから、駅の近くの居酒屋に行こうよ」

「私は遠くのほうがいいな。
 だって帰りに、長い間手をつないでいられるから」

「・・・」

近くの居酒屋で飲み、帰りに意味もなく
手をつないで駅の周りをぐるぐるまわった、
そんな夜でした。
コメント
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