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飛騨高山スーパーマーケット巡りその1「駿河屋魚一 」

2021年12月20日 | スーパーマーケット

2021年2月のスーパーマーケット・トレードショー「バイヤー大学」で株式会社農経新聞社 代表取締役社長宮澤 信一氏と株式会社駿河屋魚一溝際清太郎社長のお話をお聞きした。地方の青果卸の承継という事で、地元スーパーの駿河屋魚一が青果部門の卸を引き受ける事になったそうだ。地方でのスーパーマーケットの役割や方向性について、明確にお話をされていたのが印象的だった。堺ナンバーで遠出可になったらまず最初に行くのは飛騨高山の駿河屋!と決めていた。11月中旬道路の凍結の心配もない時期に、岐阜県・愛知県のスーパーマーケット、ドラッグストアまで買い物に行った。ドラッグストアについては「ドラッグストアで食品を買う」 に掲載。


●エブリ 東山店「フレッシュ・ラボ高山」併設 

・エブリ  東山店
買い物客が多い。日常の生鮮品と、これがあると嬉しいという調味料が並んでいる。


フレッシュ・ラボ高山
エブリ東山店入口すぐにコーナーがある。スーパーマーケット内だから、キッチンは関連性がありそうだが、デジタル工作機器の3Dプリンタやレーザーカッターも揃っている。カフェスペースもあり、オシャレな空間になっている。スタッフの方にキッチンの写真も撮らせて頂いた。「もの創りの高山だからこその施設として、多くの方が利用されているのです」と、うれしそうに地元愛が感じられるご説明を頂いた。


・キッチンも併設


●駿河屋アスモ店

2021年2月リニューアルオープン。
2階には「無印良品アスモ高山
1階は活気のあるスーパーマーケット。バイヤーズセレクションエンドには珍しい商品が並んでいるし、飛騨の高質燻製品として全国的に知られている「キュルノンチュエ」も揃っている。地元メーカーの赤かぶを使った漬物の種類も豊富。きっと改装前も贔屓にされていたのだろうなという事が感じられる普段使いにも、ちょっとご馳走を買うにも重宝されるであろう豊富な品揃え。


・「今週の木曜料理教室」の食材が並ぶ

公式サイト「木曜料理教室」に掲載されているビーフシチューの作り方動画が流れ、食材が揃っている。ネット上での発信とリアルな店舗を持つスーパーマーケットならではの連動に感嘆。どの企業も思いつくことではあるのだが、実際続けるには手間暇、根気が必要だ。第479回と書かれている。誰が商品を揃える担当をされているのだろうか?各部門の商品が店頭に並んでいるから、お客もその場でカゴに入れる事が出来てうれしい。とても興味深くすぐ大阪に帰るなら買って帰りたかった。


・漬物野菜
鮮度の良い野菜が並び、毎年漬物を作る食文化が活きている事がわかる


・無印良品アスモ高山
駿河屋アスモ店のエントランスから2階に続く


・2階は見通しの良い無印良品が広がっている
MUJIのエッセンシャルオイルの香りが別世界に誘う。無印良品セレクトの書籍、給水機も揃い、MUJI CAMP TOOLS売場は大阪で見かけたことのない商品も並んでいた。これは、高山の若い方達も喜ばれるだろうな。


・MUJI CAMP TOOLS売場


●駿河屋本町店

商店街の中の昔からの食品店という雰囲気。こじんまりした店内で生鮮品が揃う。

・店頭



●フレスポ飛騨高山 エブリ フレスポ店

フレスポ飛騨高山内の施設内にある。個々のショップが軒を連ねて街のように造られているショッピングセンター。屋根の形も高山らしい「和」な感じ。


・エブリ フレスポ店
店内は通路も広く、フレスポに入っている衣料品、靴のショップの来店客のニーズに合わせているのか、アスモ店よりカジュアルな価格の商品が多い。


・エブリ フレスポ店内

インパクトのある果物売り場の「黄色」


今回駿河屋の「エブリ 東山店」「アスモ店」「本町店」「エブリ フレスポ店」4店舗で買い物をし、どの店舗もエリアに合った個性のあるお店で、お客は信頼して買い物をしている事が感じられた。岐阜県のドラッグストアにも日常生活に困らない食品は並んでいた。しかし、食の楽しみ、豊かさは、満腹になればいいという事だけではないと思う。地域の食生活、食文化を支えてくれているのは、駿河屋のような地元をよく知る食品スーパーである。

久々大阪を離れてのスーパーマーケット巡りをして、知らないエリアのスーパーマーケットにまだまだ行きたいと改めて思った。

 

 

 

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