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「借り暮らしのアリエッティ×種田陽平展」~「ホット・セット」

現代美術館で売っている種田陽平さんのご本の一つに「ホット・セット」がありました。



この中の一ページに、同じく種田さんの「TOWN for the FILMS」に載っているセットのイメージ画に彩色をしたものがあります。

↑この画ではところどころ抜けている部分にさらに文字が加わっています。

たとえば画の右側、ガラス戸にかかれた「上海」は「上海屋台料理」へと書き加えられています。
それが種田陽平展に展示されたスチル写真の中にもあるのですが、なぜ「上海」と「屋台料理」が結び付いたのかしら?。。。。と私たちはひとしきり不思議に思っていました。

だって屋台料理の本場と言えば台湾であり香港であり。。。。

その答えのヒントもまたロケ地巡りの中にありました

↑どうですか、この実在の新宿センター街のなかにあるお店、「上海小吃」と読めます。
小吃というのは屋台などで食べる中華の一品料理のことだそう。
そこで繋がったんですね!

お店のホームページを検索すると実に多種類のお料理があるそうですよ。
そして紹介文の中に「金城武主演の映画『不夜城』のオープニングで使われた歌舞伎町の細い路地の奥、上海小吃はそこに存在します」という一文が。

探してみてください。

それからもう一つ加わった文字があります。
それは「新中心」の看板の上の小さなスペース、そこには「個室 夢中人
」の文字!
「夢中人」は当然「恋する惑星」ですよね。

映画の中では特に家で見るDVDではとてもそこまでは見えなくても「映画の世界」を作るための大切な空気ですよね。

会場にはこのテンプルの原画も展示されていました。


当然私たちはこの様に脳内変換して見ましたよ


きゃぁ~~~健一、かっこいい(笑)
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