空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

『鎌倉うずまき案内所』

2021-05-22 22:17:39 | 本の森
『鎌倉うずまき案内所』青山美智子 を読む。



会社、仕事、やりたいこと、息子、結婚、友達、学校、芝居、大切な人…
何かからはぐれてしまった人にそっと寄り添う物語。

平成を6年ごとに遡るのも、なかなか斬新。

そっと寄り添う、
双子のおじいさんと所長のアンモナイト(!)

ええー!?

あれ?この人、さっき出てきてたよね?
と一回全部読んだ後に、
もう一回読もうかな…と思うのは、
この本の思惑通り、なのかも。

人生って、螺旋階段なんだなぁ。

何かを残すためじゃなくて、
この一瞬一瞬を生きるために、
私たちは生まれてきたんだよ。
生きるために、生きるんだよ。

そして、アンモナイトを手にとってみたくなる私。

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