空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

『ひなた弁当』

2019-07-04 22:58:11 | 本の森
『ひなた弁当』山本甲士 を読む。



50歳目前でリストラ。
予備校生の娘の手前、リストラされたことを隠していつも通り家をでる。

「うちの旦那も、仕事辞めたときは近所の手前、
毎朝決まった時間に着替えて(図書館に)出勤してたわ」
という話を以前聞いたので、思うものがある。

どんぐりって食べられるのかな。
調理師免許を持つ友人が調理して食べてたのを思い出した。
アクが強くて大変みたいだけど。
食べようって思う人が、いるんだ。いるんだね。
知らない食べ物、食べ物だと思っていない食べ物って、
身の回りにもあるんだろうな。

たくましく生きるって、
「そう生きよう!」とすることではなくて
少しずつの積み重ねで、結果「たくましいね」ってことになるんだな。

自分のした小さなことが、めぐりめぐって
どこかの誰かの、小さな役に立てたとしたら。
(役に立てたなんてわからなくてもいいから)
幸せなことだなぁと思う。

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