空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

宇宙飛行士のその後

2009-02-21 23:35:59 | 本の森
アメリカのクリントン国務長官が来日した際出迎えた人の中に
向井千秋さんの名前も出ていたので・・・

ちょうどその時読んでいた本が
『エク!』という本。
副題が「赤道に降りた宇宙飛行士」ってことで、
毛利衛さんとその仲間たち・著。

2回目のミッションの後すぐにエクアドルへ行った時のお話。
宇宙から見た景色を、実際に地上で見ることの意義って大きいんだろうな。
人間の手が入って、伐採された場所は、宇宙から見ると爪痕のように見えるらしい。

2回の飛行で、やりきった、次は何に向かっていこうか・・・
と考えている時でも、「宇宙食に使えるかも」と市場で考える。
手にしているのがイモムシだってのが・・・・
「(蛾とかにならない)成虫であること、うるさくないし、かさばらない」
すごいことを論点にして判断してるのね。

また、宇宙飛行士同士は乗り組んでしまえば仲間であり、
困難に一緒に立ち向かう協力者だけれど
地上での訓練中はやっぱり激しい競争を繰り広げていて
自分のほうがより適任だと、能力もあるとアピールして
少ないチャンスにかけて、長~い訓練期間をすごしているのだろうということも垣間見える。


素晴らしい功績を残した人でも
そこで人生が終わりなわけではないから
さてこの先どうしよう?って何かしら目標を探しながら過ごしていくのかもね。
だとしたら未だに「道の途中」感覚になる凡人は
「それで当たり前、大いに悩もう」なのかもね。

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