★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

上野東照宮を訪ねる(東京の神社4)

2018-10-02 23:23:25 | 神社仏閣


上野には徳川家康を祀った東照宮がある。ここを神社と言い張るのなら、日本の神社の「神」は徳川家康みたいなただの人間のことを指すことになるが、そんなことはない。と言いたいところだが、その通りなのである。ただ、その人間が川の氾濫とか男性器を含んでいるだけなのだ。石造明神鳥居は寛永十年。



すごいっ。銅燈籠の並びが神っ

 

狛犬のマッチョぶりがすごい。大正三年。





われわれの三等身礼賛文化は、こんなものから来ているのかもしれない。



外国人の方々が、いきなり手を合わせたりしてましたが、この徳川家康というのは狸と言われていましてね、わたくしの普段すんでいる四国には狸の祠など掃いて捨てるほどございましてですね……。