★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

クラちゃんインちゃん 対 ウドンちゃん

2012-04-14 14:24:40 | 大学
http://www3.kulib.kyoto-u.ac.jp/etc/somu/character/index.html

京都大学の附属図書館が、キャラクターをつくったらしい。天下の京大が一体何をやっているのか。以下、附属図書館のホームページより判明した属性である。

名前……クラちゃんとインちゃん(2名)←これを3名というやつはいないだろう。
性別……不明(2人とも)←!
身長……12~13cm程度(2人合わせて)←程度!
趣味……読書(2人とも)←さすが!
好きな食べ物……総長カレー(2人とも)←総長にこびを売るとはなかなか……
その他……京大附属図書館に住み、京大の本を全て読んでいる。←すごすぎる
       普段は附属図書館4階中庭の植え込みに住み、閉館後、誰もいなくなると地下書庫に出かける。←こわい
       2人の出会いは、クラちゃんが多くの知識を求めて京大を訪れ、たまたま立ち寄った学食で食べたカレーに感激していたところ、隣で同じくカレーを食べていたインちゃんと意気投合し共に行動するようになった。手に持っている本は、豆本「KURENAI」。リポジトリの中身がいつでも見られる。←なんだか突然普通の学生みたいになりましたね……
  

 クラちゃん
・落ち着いていて、思慮深い。ちょっと慌て者のインちゃんをたしなめるお父さん的な役回りになりやすい。←父性がのしかかっている訳ですね。たしかに知とはそんなもんです。
・クラインの壺(四次元版)をモチーフにしている。←浅田彰先生に謝れ!
・浮遊して移動できるが、普段はインちゃんの頭の上に乗っている。←権力とはそういうものですね。
・自身を浮遊させるとき、真下の物体を浮かせることもできる。カレーも浮かせて、そのまま吸い込むように食べる。←ちょっと何いってんのか分かんない。
・食べるだけでなく、下から多くのものを収容できる。現在は、大量の書籍がクラちゃんの中に入っている。←えっ?無断貸し出し?
・暗い場所(夜中の書庫など)では、眼を光らすことで道を照らすことができる。←えっと……

 インちゃん
・図書館に住む妖精←犬だろう実は……
・本を読むのが好き(なんでも読む)←こういうことを言うやつって絶対読書家ではない。
・決して犬ではない←嘘を付け

さすがである。私も×川大学附属図書館のキャラクターをつくってみた。クラインのつぼを分解してキャラクターにするなどインテリジェンスなことができないので……



ウドンちゃん(1名)
 ・友達ができないので一人で図書館にゆく。
 ・学食で一人でカレーをたべていたら、「ちょっとあの子一人で食べてる。超ウケルンですけど」と言われたので、激しく鬱になった。
 ・同調圧力を考慮し、うどんを主食にしている。しかし食べ過ぎたので、脳みそもうどんになってしまった。
 ・冬になったら、サンタの帽子を被る。
 ・図書館の本を全部読破しようと考えているが、渡邊先生のレポートが忙しくてまだ「二十四の瞳」しか読んでいない。最近国語研究室に入ったのではじめて世の中に居場所ができた。