テニアン玉砕 ④（ソンソン町占領される）

優勢な武器と兵力をもつ米海兵隊は、予期しない快速で島の南部を向かって進撃した。


サイパンのアスリート飛行場を飛び立ったP４７戦闘機突撃隊は、 空から包囲作戦の援護を行い、日本軍守備隊の残存部隊は、 カロリナス台地方面に追い詰められていった。


攻撃されるまでのテニアン町

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ソンソンに進撃してきた米海兵隊


　艦砲と空爆で廃墟となったテニアン町


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　スズラン通りと思われる通りを徘徊する牛の親子

７月２４日早朝に上陸してきた米海兵隊は、７月３０日にはテニアン島の大部分を手中に収めてしまい、日本軍最後の砦、カロリナス台地に向かって総攻撃を開始した。

　カロリナスに進撃開始


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カロリナス岬の米軍攻撃


　　


運よく投降して帰国した日本兵もいた　（後日キャンプで作業中に写す）



　　　 テニアン上陸作戦に参加したアメリカ海兵隊員
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　海兵隊員の息子さん

この海兵隊員の方は、１５年くらい前に、テニアン島慰霊のため奥様と来島されていたときに知り合った、カリフォルニアのＲＯＥＨＬさんです。
攻める側と逃げる側の話を、人ごとのように語り合った仲です。
毎年、海兵隊在郷軍人のカレンダーを頂いたり、日本伝統の正月飾りを送ったりしています。
勤めていた銀行支店長もリタイヤして、奥様と悠々自適の生活をしているようです。
去年もサイパンに来たそうです。
息子さんはドイツなど海外勤務をしていると聞きました。
何で、戦争したのでしょうねー。