畑の中の居酒屋でファミリー・パーティ（野辺山曾孫旅⑥）

孫のお義父さんが「今晩は家族で一杯やろう！」と誘ってくれました。
行き先は野辺山で有名な居酒屋だと言われましたが、到着するまでは灯りのない畑の中を１５分位車を走らせました。　　



到着した居酒屋は、野辺山育ちの方が開いているという「はなふぶき」でした。
店内は風情のある造りになっていて、「さすがに野辺山一番の居酒屋だ」と感じました。

　　　　　　　　　

白爺たちはホテルから行ったのですが、店に着いたら孫達は既に待っていました。



言い出したお義父さんはまだ到着しないが、注文だけは先に出しておくことにしました。
白爺は、大好きな馬刺しの注文です。　

　　　　　　　　

そのうちお義父さんも到着して、賑やかなファミリーパーティになりました。
時節柄ＴＰＰの話なども飛び出し、「米を作らない農家の人にもそれなりの意見があるのだ」と拝聴しながら酒を飲み交わしました。　



さて翌日「昨夜の酒場は何処なりや！」と探しに出かけました。
聞いた道を走るのですが、家の見当たらない畑の中ばかりです。

　　　　　　　　　

漸く車を走らせると電信柱に「はなふぶき」の看板がありました。
そこを左折すると、林の中に昨夜とは全く感じの違う建物が現れました。



家の周りは白樺の林です。
昼間でも風情のある店ですが、開店は暗くなってからだそうですから、この景色を眺めるお客さんは一人もいないでしょう。