(21.2.21 ×の漢字の読みについて変更)
1,「三点セット」の広狭
「辞典」・「四字熟語」の見出し語、過去問全部の「広義の三点セット」で高得点が取れること、そこから絞り込みをした「狭義の三点セット」でも十分合格点に達することは、既に縷々記事にしていました。17-3以降の点数も纏めました。
問題分析をしながら、出題傾向を探るのは面白いですから、今後も、狭義の三点セットの絞り込みを考えていこうと思います。
2,第三の「三点セット」
ただ、私自身は、高得点を目指していますので、「狭義の三点セット」に絞って学習している訳ではありません。とはいえ、学習範囲は、「広義の三点セット」とも一致しません。 20-2の結果からは、私は、音訓の読みは大分できるようになりましたが、書き取りはまだまだです。
従って、音訓の読みについては、「広義の三点セット」を超えて学習していこうと思っています。一方、書き取りについては、「狭義の三点セット」もまだ十分ではないのですが、+αで学習していこうと思っています。具体的には、次のとおりです。 これを「私自身の三点セット」と称します。
1, 音訓の読みの問題は、 「辞典」の音訓(見出し語のない音訓も含む。×の漢字の音読み熟語も学習することにしました。
2,熟字訓・当て字の読みは、「辞典」の索引にあるものだけ(狭義の三点セットと一致)
3,その他の書き取りの問題は、準1級・常用だけの熟語も含み、「辞典」の見出し語(但し、熟字訓・当て字の書き取りは過去問に出題されたもののみ、また専門的過ぎる見出し語の書き取りは無視)
4,一文字音の書き取りは、「辞典」の見出し語には殆どないが、漢字の意味を理解するのに役立つから学習する。
5,「四字熟語」の見出し語。(ただ、1級の見出し語全部を学習するのも大変ですし、準1級~5級については途方に暮れます。当面、辞書を引いたときになるべく周辺も見渡すくらいです。)
に絞るという方針です。 従って、
1,音訓の読みの問題については、「辞典」の音訓にないもの
2,熟字訓・当て字の読み問題については、「辞典」の索引にないもの
3,意味・書き取りの問題は、一文字音は学習するとして
A 「辞典」または「四字熟語」の見出し語にないもの
B 熟字訓・書き取りの書き取りで過去問に出題されていないもの
C 専門的な見出し語の書き取り
は、間違っても構わない問題と考えています。なお、この「私自身の三点セット」も可変で、今後の学習の推移や、問題傾向で適宜修正していくつもりです。
3,結局は人それぞれ
抑も、学習する範囲を絞り込むかは人それぞれでしょう。問題集を解いたり、辞書を引いて出てきた新出語彙をどんどん憶えていくのが一番全うには違いありません。ただ、1級はあまりに範囲が広く、私は、絞り込まないととても憶えられそうにありません。また、私自身は、目標値を設定しないと学習効率が上がらない性格のようにも思います。
また、仮に絞り込むとしても、その絞り込みの方法も人それぞれでしょう。「辞典」を使わずに合格された方も存じていますし、私自身も、過去問全部を入手したのは合格後でした。三点セット以外での合格への道筋も色々でしょう。
私の方法が役立つのかどうかよくわかりませんが、各人がそれぞれに相応しい学習方法を検討する一助にでもなればと思っております。