石井信平の 『オラが春』

古都鎌倉でコトにつけて記す酒・女・ブンガクのあれこれ。
「28歳、年の差結婚」が生み出す悲喜劇を軽いノリで語る。

赤城は辞任か、更迭か

2007-08-01 22:34:20 | 政治
辞任か、更迭か、どっちかよくわかならいが、赤城農水大臣がやめた。

「もっと早くやめてりゃ、選挙への影響が少なくて済んだのに」の声が自民党内にもあふれた。

 説明が出来ない人、というのが安倍首相の人物論である。「靖国に行ったか、行かなかったかを説明しない」というのは、説明になっていなかった。

 宰相として、いつ、どういうタイミングで安倍は閣僚をクビにしたのか、人々に納得させないまま、赤城は去った。

 恐ろしいくらい存在感がないのは赤城ではなく、実は安倍首相である。

 「赤城はクビ!」と決断するタイミングを逸してきた安倍首相は、「先送りの人」だ。同時に、先の国会で17の法案のほとんどを強行採決した人だ。

 一人の人格の中にある、この奇妙なハイブリット、混合を、説明する言葉は何かないだろうか? 「幼児性」ではないだろうか。
 

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