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NHK「名探偵 赤富士鷹」

2005-12-30 23:20:57 | TV
NHK「名探偵 赤富士鷹」
第一夜(12/29)「ABC殺人事件」
第二夜(12/30)「愛しのサンドリヨン」

原作:アガサ・クリスティー
「ABC殺人事件」「ゴルフ場殺人事件」
脚本:藤本有紀
音楽:服部隆之
出演:伊東四郎
塚本高史/大杉漣
杉本哲太/山崎一/音無美紀子/中原果南
山崎樹範
吹石一恵/多岐川裕美/星野真里/柏原収史
佐野史郎/名取裕子
益岡徹 ほか

なんというか、そこまで期待して見たわけではないのですが、これがとても面白かったのですよ!
ユーモアと洒落の効いたテンポの良い芝居で、役者が良いのですこれが。舞台を昭和の日本に置き換えたのが、レトロモダンな雰囲気たっぷりで。録画しとけば良かった!と思うくらいでした。是非再放送をもう一度!ですね。
「トリック」好きなら、もう少し本格派ミステリーという感じで是非。
伊東四郎と塚本高史のコンビが絶品。
脚本の藤本有紀が、ホントうまくアレンジして消化してますねー。

↓以下、公式HPより抜粋。ユーモアミステリーは私には語れません。

アガサ・クリスティーのご存知「名探偵ポワロ」シリーズから「ABC殺人事件」と 「ゴルフ場殺人事件」をドラマ化。
事件の時代設定は、アガサ・クリスティーが「ABC殺人事件」を出版した昭和11年(1936年)。ヨーロッパでさまざまなジャンルの芸術が花開いていたこの時期、日本ではまだ戦争ムード一色ではなく、大衆が西洋文化を貪欲に吸収していた。その時代状況を存分に活かして、複雑にからみあった難事件の糸を、名探偵・赤富士鷹(あかふじ・たかし)が解きほぐしていく――。
昭和の日本を舞台とする「金田一耕助」シリーズとは対照的に、ヨーロッパテイストあふれるファッショナブルなミステリー。

■ドラマのあらすじ
 東京・芝で古書店を営む赤富士鷹は、名推理で幾つもの難事件を解決した素人探偵として巷に知られている。古書店といっても、とても日本では手に入らないような西欧の奇書なども当たり前のように並ぶ一筋縄ではいかない品揃え。赤富士は、本当は商売などする必要のないくらい裕福だともいわれているが、その正体は謎。ただ、好奇心にあふれ、人間に興味を持ちその上世話好きな人柄は、出会った人を必ず「赤富士ファン」にしてしまう不思議な魅力となっている。そして、事件が起きた――。

第一夜「ABC殺人事件」
 昭和11年、赤富士鷹(伊東四朗)が営む古書店に、親友の忘れ形見、如月大正(塚本高史)が訪ねてきたとき、犯罪をほのめかす謎の手紙が届いた。赤富士が心配していると、長年のパートナーである警視庁の木暮刑事(益岡徹)から電報がくる。案の定殺人事件が発生し、頭文字Aの町でAさんが、頭文字Bの町でBさんが殺されていく。赤富士の元に送りつづけられる殺人の予告状、果たして犯人の狙いとは…。

第二夜「愛しのサンドリヨン」(原作:ゴルフ場殺人事件)
 如月が「サンドリヨン(シンデレラ)」の本の買取りの依頼に来た美女(吹石一恵)に一目ぼれしたとき、事件がおきた。被害者は大きな洋館に住む画商の夏木和之進(佐野史郎)。使用人によれば、犯人は夏木の妻・絹子(名取裕子)を縛って猿轡をかませた中国人で、夏木が近所に住むクリーニング店・羽立志摩子(多岐川裕美)と関係を持ったための天罰だという。赤富士がふと過去の事件を思い出したとき、再びサンドリヨンの美女が現れる…。

■登場人物
赤富士鷹(あかふじ・たかし)…伊東四朗
 かつてヨーロッパに遊学していたという噂もあるが、正体は謎で独身。今は亡き大衆作家・如月慎次郎は親友。二人でコンビを組んで事件の捜査に協力しているうちに名推理が評判となり、警察からも頼られる存在となる。新聞の報道では、どんな難事件でもさっそうと現れて必ず解決する美男子探偵と、なぜか紹介されてしまう。

如月大正(きさらぎ・たいしょう)…塚本高史
 如月慎次郎の一人息子。子供の頃、父を病で失い、母とともにパリに移住。大学を卒業後、父のルーツを調べるべく日本にやってきた。赤富士の元で世話になるうちに、やがて赤富士のよき相棒となっていく。なぜか、美女に弱い。

木暮松実(こぐれ・まつみ)…益岡徹
 警視庁刑事。赤富士の人柄と才能に惚れ、事件が起きるたびに赤富士を頼るが、赤富士も警察の権力を笠に着ない木暮の誠実さを信頼している。慎次郎とも顔見知り。現場一筋で、なぜか出世にはあまり縁がない。
(以上NHK公式HPより)
コメント
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