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映画「Shall we Dance?」

2005-06-01 22:51:42 | 映画
ご存知周防正行監督の「Shall We ダンス?」(1996年 出演:役所広司/草刈民代/竹中直人/渡辺えり子)のリメイク作品。
日本版よりオシャレな映画に仕上がってました。やはり卒業時のプロム・パーティで意中の彼女をパートナーに出来るかどうかが若者にとって大問題な国と、国民の大多数がダンスを踊ったこともない(除フォークダンス)国とは、ダンスというものの敷居の高さがまるで違うということでしょうか。それともサエないはずのおじさんがリチャード・ギアだから?そもそも遺言書作成専門の弁護士っていう職業からして日本にはないですよね。訴訟の国アメリカなだけに遺言書作成って当たり前の作業なのか・・・。
仕事もそこそこ成功して、家には愛する妻と子供達。なのに何かが足りない・・・そんな中年男性が通勤電車から見かけたダンス教室の窓辺にたたずむ美女に惹かれてダンス教室に通い出す。
ストーリーは殆ど日本版と同じなのですが、草刈民代が演じたしとやかな凛とした女性は、ヒスパニック系の情熱的なジェニファー・ロペスに。ラテンの香り漂う作品になってます。でもフェニロペはやっぱりラテンが似合う。言わなくてもわかる(と思っている)国・日本と言わなくてはわからない(気持ちは行動で!)国・アメリカの違いが随所に出ていてその違いを楽しんで見ることができました。タキシードで薔薇一輪を携えて妻の職場に会いに行くジョンは、リチャード・ギアにしか出来ないな~と思わされます。アメリカ版は夫婦の絆を確かめるという物語なのですが、スーザン・サランドンの妻がとても良い。何も欲しがらなかった夫が自分に内緒でダンスを習い始めたと知って、ショックを受けるのですが、最後には「箱に入れられるプレゼントをあなたに」とダンスシューズを贈る場面が一番印象的。たとえ愛情は疑いなくても、やっぱり時々は形にしないとお互いを理解できないですものね。
それにしても競技会のシーン、クイックが楽しそうだったなあ~。あんなピンヒールでよくステップが踏めるものだと思います。私には一生無理。二度ほど踊ったサルサは楽しかったけど。ああいう楽しめれば良い式の簡単ステップダンスは、いつか習得したいものです(といつも言っている気がする・・・)。
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