teeter-totter

志野の映画やTVや本や旅行や美味しいモノに関する与太話。
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BS映画「トラ・トラ・トラ!」(1970)

2006-08-25 17:39:11 | 映画
原題:Tora!Tora!Tora!
製作年:1970年
製作国:アメリカ
配給:20世紀フォックス配給
監督:リチャード・フライシャー
舛田利雄
深作欣次
原作:ゴードン・W・プランゲ
ラディスラス・ファラーゴ
音楽:ジェリー・ゴールドスミス
出演:マーティン・バルサム/山村聡
ジョゼフ・コットン/三橋達也
E・G・マーシャル/田村高廣
ジェームズ・ホイットモア/東野英治郎
島田正吾/千田是也/宇佐美淳也
キース・アンデス/エドワード・アンドリュース
内田朝雄/ジョージ・マクレディ
エドモン・ライアン/十朱久雄/安部徹/マコ
ジェイソン・ロバーズ

アカデミー特殊視覚効果賞受賞

イーストウッドの硫黄島戦映画を見る前にハリウッドによる太平洋戦争映画を予習。
あまりにも有名なのに、実は全部を真面目に見るのは初めての「トラ・トラ・トラ!」。
日本軍による真珠湾攻撃の全容を描いた戦争スペクタクル映画だが、とても公平な目線で作られている。近年製作された「パール・ハーバー」(2001)がなぜあんな時代考証もめちゃくちゃな単なる娯楽作品になっているのが不思議なほど、それより30年前に製作されたこの作品は時代考証その他なにもかも大変優れている。
模型を使っての真珠湾空襲や飛行機同士の空中戦の様子は迫力満点。2時間半という長時間を感じさせない、日米開戦という後戻りできない悲劇へ突き進んでいく様子が息詰まる展開で繰り広げられている。
駐米大使、日本海軍の戦争を止められなかった無念も感じられる、日本人を非常に人間らしく描いている戦争映画。
こういうのを見ると、アメリカって間口の広い国だなあと思ってしまう。
そんなアメリカで居て欲しいものです。
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さよなら、プルート

2006-08-25 12:16:14 | 雑記
太陽系の惑星と言えば9つ、だった常識が覆されることになりました。
太陽系9つ目のの惑星・冥王星が惑星という枠から外されてしまうことになりました。惑星と呼ぶには小さいんだって。
学生なら誰でもが覚えたはずの太陽系惑星の覚え方「水金地火木土天海冥」が変わる事になったわけです。「水金地火木土天海」・・・なんか尻切れ・・・。
増えるよりは減る方が良いけど。
でもさみしいなあ。プルートがなくなるのかあ。と思った瞬間「セーラームーン」のセーラープルートはどうなるんだとか思った私(^-^;
英語では
My very educated mother just served us nine pizzas.
(私の知的な母は私たちに9枚のピザをくれた)
と覚えるらしいのですが、ママン、ピザがなくなっちゃう!どうすんだ(笑)


(↓asahi.comより)
チェコのプラハで総会を開いている国際天文学連合(IAU)は24日午後(日本時間同日夜)、惑星の新しい定義について採決し、太陽系の惑星を「水金地火木土天海」の8個として冥王星を惑星から外す案を賛成多数で可決した。
総会に提示された四つの決議案の採決の結果、冥王星は、惑星とは別に新しく設けられた「矮(わい)惑星」というジャンルに入ることになった。
太陽系の惑星の定義は「太陽の周りを回り、十分重いため球状で、軌道近くに他の天体(衛星を除く)がない天体」とされた。
 矮惑星は「太陽の周りを回り、十分重いため球状だが、軌道近くに他の天体が残っている、衛星でない天体」と定義され、近くに同程度の小天体が多数見つかっている冥王星は、その代表と位置づけられた。
 矮惑星には冥王星のほか、米観測グループが昨夏「第10惑星」と発表した「2003UB313」、火星と木星の間にある小惑星で最大の「セレス(ケレス)」などが含まれる。
 当初案では、惑星を「自己の重力で球形を保ち、恒星の周りを回る恒星でも衛星でもない天体」などと定義し、専門家の間で「本当に惑星といえるのか」と議論のあった冥王星だけでなく、冥王星の衛星とされていたカロン、第10惑星、セレスも含めて12個に増やすとした。しかし、反対意見が続出、修正案がつくられていた。

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