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大村はま先生

2005-04-20 | 日々の出来事
大村はま先生が亡くなったという記事を目にした。98歳つい先日までご活躍だったとか。
先生の著書を初めて手にしたのは20代。たしか紀伊国屋書店で「教えるということ」だった。

書庫を探したら本が出てきた。懐かしく読み返してみた。アンダーラインが随所に引いてあった。
若かった私が教育とは、教えるとは、学力とは等々、悩みながら仕事をしてきた当時を
思い出した。
教研で先生の講演も何度か伺った。「大村はま国語教室」も全て手にして勉強した。

先生のお陰で、「教えるということ」の意味が、わずかながら理解できたように思う。
国語が専門ではないが、先生のお陰で生徒の心に少し近づけた気がした。
少なくとも「わかりましたか?」という愚問を生徒投げかけなかった。

当時学級の生徒と詩集を何冊か出した。これも先生の影響が大きかった。
後日、生徒とともに作り上げた詩集を紹介出来ればと思っている。












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8 コメント

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学校の先生だったんですね (A子)
2005-04-20 19:42:20
真蘭先生はどうも普通のお花の先生とは違うと思っていました。

ボランティア活動を沢山したり、私の話も沢山聞いてくれるので、つい尾長話になってしまいます。

話し終わるとなんだ自分の心がかすごく軽くなっているんです。

是非詩集読ませてください。楽しみです。
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大村はま先生 (anikobe)
2005-04-20 19:54:51
はま先生の理論や実践は書物で学ばせていただきましたが、真蘭さんは、直接のご教授を受ける機会がおありで、なんとお幸せだったことなのでしょうとつくづく思っています。

はま先生のご冥福をお祈りいたします。
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A子さん (真蘭)
2005-04-20 20:52:14
コメントありがとう。

詩集はおいおい載せたいと思っています。

国語科の教員ではないので、見る人によっては稚拙な詩だと思うのですが、生徒や私にとっては宝物なんですよ。
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幸せでした (真蘭)
2005-04-20 20:59:45
anikobeさん

今考えても、はま先生との出会いは幸せな事でした。はま先生との出会いがあったからこそ私のようなものでも、生徒たちと心を通わせながらやってこれたのだと思います。

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影響力 (紅蓮)
2005-04-21 12:41:00
みずみずしく何でも吸収できる時に、出会った先生の影響力というのは大きいですね。そういう先生に出会えると、幸せですよね。



私は、大学時代や新卒の頃、石井桃子さんに出会って、とても影響を受けました。読み語り(聞かせ)のことなど、心の奥深いところで、かんじるものがありました。教師時代にもそれを生かせたと思うし、やめたあとも生きています。
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影響力 (真蘭)
2005-04-21 13:24:22
紅蓮さん

人の影響力って大きいですね。

節目節目で私はいろいろな人に影響(指導されてかな?)されて来たような気がします。



私が障害児と係わりを持ったきっかけも、大学の指導教官に「普通の生徒の指導は誰にでも出来る。おまえにしか出来ない場所でやれ」と言われた一言です。(実際にはそんな事ない只、先生に乗せられただけかも、何しろ尊敬していたので)



それから、私を大きく変えてくれた子ども達との出会いの始まり。いつか私を変えてくれた子ども達の事書きたいんです。
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書いてね! (紅蓮)
2005-04-22 07:24:46
そういう話しをお聞きするの、楽しみにしています。

ところで、調布の駅前の陶器の店に飾ってあるみずきさんの絵が変わっていました。

とてもいい絵です。
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観に行きたい (真蘭)
2005-04-22 18:40:55
みずきさんの絵を観に行きたいわ。

連休明けに行きますね。その時またご連絡します。
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