下津一中すくーるらいふ

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「東日本 被災地へ」(2011/10/17)

2011年10月17日 | 3年生
1.行  事:川上先生のお話

2.日  時:10月17日(月)5,6限

3.場  所:三年教室

4.参加生徒:三年生

5.内  容:1年生の時のも世界一周のお話を聞かせていただいた、川上先生が、東日本大震災のボランティアに被災地に行かれた時の貴重なお話を聞かせていただきました。

6.みんなの感想 

♪総合の時間に川上さんが来てくれた。いろんな話を聞けたし、勉強になった。(Sara)

♪川上さんが学校に来てくれて東日本大震災の被災地へ訪れた話をしてくれました。もう何カ月も経った今でもまだ復興できていないところがあるけど、悲しみに負けないで、頑張ってほしい。(Lily)

♪今日は川上さんの東日本の被災地へ行った話を聞きました。今の東北の状況を知って大変だなと思いました。(Hannah)

♪今日はお話を聞きました。いろんなところへ旅に行っていました。すごいなあと思った。(Jenna)

♪今日は川上さんの話を聞きました。いい話を聞けて良かったです。(Erin)

♪5・6時間目に川上さんの話を聞きました。とても勉強になりました。(Jasmine)

♪今日はお話を聞きました。今日は川上さんの話を聞きました。実際被災地に行かれて植樹祭にも参加したそうです。すごいなぁと思いました。現場に行ってこと本当の辛さ・悲しさが分かるんだろうなあと思いました。実際に被災地に行くことはできないけど何ができるか考えたいです。(Morgan)

♪今日は5,6時間目の総合の時間に川上さんが被災地に行った時のことをお話ししてくださいました。「僕にできること」という歌を聴いたとき、胸がグーッと締め付けられたような感じがしました。(Bryce)

♪今日は総合で川上さんに話を聞きました。いいお話が聞けて良かったです。(Paige)

♪今日は総合で川上さんの東日本大震災の被災地の話を聞いた。今の被災地の話や、被災者の気持ちなどがとても伝わってきた。貴重な話が聞けてよかった。(Jennifer)

♪5,6時間目に川上さんに東日本大震災のことを教えてくれました。すっごく勉強になりました。(Eddie)

♪今日は川上さんが来て「東日本 被災地」の話をしてくださいました。大きな地震が起きないことを願いたいです。(Catherine)

♪今日は川上さんの話を聞かせてもらいました。東日本大震災により、人の命だけでなく絆までが失われたのだと改めて感じることができました。(Makayla)



7.フォト・ギャラリー


 皆さん、青春18きっぷを知っていますか。一日乗り放題の5日(5回分で)11500円です。下津から福島に乗るとふつうに乗ると、新幹線で行くと21,470円くらいになります。それが、2,300円くらいで行ける計算になります。時間に余裕があれば、とても良いと思います。

 被災地の写真や映像はたくさんありますが、やはり百聞は一見にしかず、と言いますが本当にそうでした。3か月たったころでも「ただ今から遺体の捜索を始めます」という放送が入るほどでした

1枚目地図の赤いしるしは、川上さんが行った場所、黄色いしるしは福島原発があるあたりです。「資料参照」



中学校三年生の時、石川啄木の歌を習いました。
「やはらかに柳あをめる北上の岸辺目に見ゆ泣けとごとくに」
中学校の国語の先生が、「作者の啄木はどこにいるんでしょうね。北上川の目の前にいるのかな?そうじゃないのかな?」

これは、遠く故郷を離れた土地、異教の地を自分の育ったところを思い過しているんです。こういう思いを漢字2文字で書くとしたら?

…望郷、懐郷、思郷、郷愁、追憶…などでしょうか。


東日本大震災にあわれた方たちの中には、故郷を離れている人もいるでしょう。その人たちが故郷思う気持ちも同じではないでしょうか。

万葉集安倍仲麻呂の歌に、50年唐から帰れなくて、奈良の都を思い、
「天の原ふりさけみれば春日なる三笠の山に出でし月かも」
心をかきむしられる思いではないでしょうか。

【資料2ページ】
新聞記事「被災地の学校」




【資料3ページ】
「海再生へ 今年も植樹」




【資料4ページ】
「いつまでも負けていられない」
ここで出会った仙台市の人に、「新聞やテレビの報道を見ただけで、ここまで来てくれるようなあなたに出会えて元気になれたよ。」と言ってもらいました。「来年も再来年も、植樹に来ようよ」と約束をしました。




【資料5ページ】歌「僕にできること」観賞




休憩時間にこの地図にシールを張ってください。











【資料6ページ】「僕にできること、私にできること」でこんなことをしましたよ。「ジャズライブの義援金で購入」




【資料7ページ】「だまされた国民の責任も問う」
支援というより、毎日新聞の記者さんが取り上げた原発事故から学ぶことですね。




【資料8ページ】皆さん、方丈記習いましたか?

東日本の日本百景にも選ばれたきれいな海岸に今は人気もなく、がらんどうの建物が見えるだけです。

高校時代に習った「方丈記」が口から出てきました。昔は無理矢理に覚えさせられて、なんの役に立つんだと思っていましたが、大きくなって何かに直面した時湧き上がるものがあります。



方丈記は鎌倉時代の物ですが古臭さを感じさせません。今の時代へのメッセージを送ってくれたと思います・

「ゆく河の…」という部分だけを覚えていたので、あとはどうなっているのか下津図書館で調べたのですが、偶然「大地震(おおなゐ)」を発見しました。今の東日本のことを言っているようです。習って忘れてしまうのではなく、大事な大事なこと現代に送ってくれているのが古典ではないかと思います。

【資料9ページ】石川啄木と並んで有名な宮沢賢治さんの「雨ニモマケズ」

病気で臥せっているときの願いとか祈りを感じます。最後に、「サウイウモノニワタシハナリタイ」とありますが、私も少しでもこうなりたいと、目指したいと思っています。

【追加資料】「なさけないけど あきらめない」
本を読んでいたら被災地と結びついて、みんなに伝えたいなと思ったのが、これです。

これは今日の話をすべてまとめてくれているような気がして紹介させてもらいます。

東日本に関しては以上で終わりです。






休憩時間にみんなに地図に貼ってもらった赤いシール。これはなんだかわかりますか?
1年生のときにちょっと触れたので覚えてくれてる人いないかな?



実はこの赤いシール全部で89か所あります。88か所だったらゴロがよかったのですがb。
これは自分にしかわからないんですけど、自分の名前が地名になっているところを探したんです。
川上町、川上村など。古い地図で見つけ出して、前から行ってみたいと歩き出して現在82か所くらい行きました。

あと近畿地方の一部だけを残しています。

伊能忠敬という人が50歳くらいのときに20歳くらい若い先生に天文、地理、測量などの教えを乞い、日本全国を測量して「大日本全図」という立派な地図を作りました。そんなすごい人と自分を引き合いに出すのはおこがましく、それに比べたら自分の何て赤ちゃんの遊びでしかありませんが、現地へ足を運んだらテレビや新聞とは違う日本列島を発見して、すごいかっこいい日本列島!

社会科で習った環太平洋火山帯に属する日本列島は地震、火山など、そういう一角にあるのではなく、地震や火山で出来上がっているようなものです。その上、津波や台風にも見舞われます。

こんな狭い危険な日本列島に1億2000万人の人が住んでいます。先輩の日本人が古い時代から今まで、世界に誇るものを伝えてきてくれました。すごいな!いじらしいな!と思って、日本列島を抱きしめたくなります。

方丈記、万葉集、源氏物語、そしてノーベル賞候補にも挙がっている村上春樹さんは世界で一番読まれている本ではないでしょうか。医学でも化学でも乏しい予算の中世界的な研究をしています。最近では「はやぶさ」も話題になりました。

津波や台風など防災への取り組みなど世界をリードする存在です。

なでしこジャパンもそうです。

第二次世界大戦後の憲法9条は世界に誇るべき憲法です・世界で唯一の被爆国である日本の私たちが担っていく立場は世界の平和をリードする最高の位置にあると思います。

さっき、抱きしめたくなるようないじらしさがあるといいましたが、戦前戦中は他を排除していましたが、今では広い意味の愛国心が育ったのではないでしょうか。日本、日本人として誇りを持ちたいと思います。

【資料10ページ】
いちばん最初に触れました、○の中に入ると思う感じを書いてください。感想や質問も書いてくれたらうれしいです。














ありがとうございました




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