神原ワールド稽古場日誌

神原ワールドが繰りひろげる劇の世界・公演のお知らせ・稽古場の模様を皆様にお届けします♡

真夜中のお花屋さん

2020-05-10 11:53:10 | 演劇

 昨深夜(正確には今日)、一日フリーの外出からの帰途のことでした。私は、コロナ自粛のため免許申請ができず、仕方なく借りているレンタバイクで走っていると、ふと右側の視界に明るいものが飛び込んできました。花屋でした。閉まっているのか開いているのかまではわからなかったのですが、煌々と灯りはともっていました。「まさか開いてはいないだろう」とは思いましたが、あまりの明るさに一瞬引き返そうかなとも考えました。しかし、やめました。「一瞬の不思議な感覚」は、そのままにしておく方が面白かったからです。

       写メは撮りませんでした。でもこんな感じ。

 

 この世界は面白いものでいっぱいです。要は面白がれるかどうかでしょう。「面白い」も「きれい」も心が決めることです。こういった感覚は教えられるものではなく、育てられるものです。その感覚が乏しいと感じるなら、育ててみましょう。育めば大きく強くなります。

 私も桜の花を、心から美しいと感じることができるようになったのは30を過ぎてからでした。心は育んであげれば強くもなります。あまりキツイことを強いれば心は傷つき、修復に時間がかかります。私も未だに治らぬ傷が残っております(現在修復中)。

 大事なことは「好奇心」をバカにしないこと。侮らないこと。自分のも他人のも。発明と発見はいつもそこから始まっているのですから。それをきっかけに想像し、創造する。思い(イメージ)を広げ、心のストレッチをしましょう。

 私の基準は「おもしろい」か「おもしろくない」か。損か得かではありません。自分独自の好奇心に正直であってほしい。きっかけはそれだけです。

 

                 

 

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