四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

本日命(辛日干子月水旺生まれ)

2022年12月14日 21時14分28秒 | 命理
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☆命理
こんばんは!!
今日は北風が吹いて真冬っぽくなりました。暖かいスープや汁物が温まってよいですね。お猫さんもお犬さんも寒いのか暖をとってばかりです。夜は私のお布団で2匹が寝てます。ハルくんは年中、私の左側で腕枕ですがテン猫さんは最近になって潜ってきたり、布団の上にのしかかったりです。先日は夜中にハル君が私の左腕のなかで「ギュ~~ッ!」と言うのでどうしたのかなと思ったら布団をかけているその上にテン猫さんがのしかかって寝ていたのです。身動きがとれないハル君は苦しかったのでしょう(;^_^A 可哀そうに、ハル君の2.5倍の体重がのしかかっていたみたいです。私は慌てて猫をはねのけたのですが今度は私の右側で腕枕をしにテン猫が入ってきました。私は「両手に犬猫」となって幸せだあ~と思ったのですがほんの数分で耐えきれなくなってやっぱりテン猫さんには出てもらいました。なんだかいじけて裾の方で寝たみたいです(;^_^A

 さて、本日は辛丑日です。今日は本日命の喜忌について考えてみましょう。
壬寅
壬子
辛丑
戊子 

 日干辛金は子月水旺の癸分野に生まれた食神格の命です。年月には旺令の2壬が透ります。そして地支は2子に丑が坐します。丑中は癸水が旺じ、己土は生金もありますが水に流れて水に加担したとみえます。時干に戊が丑に微根かとみえますが根とはならず生金と時支の子をわずかに制水するのみの印です。よって扶抑から日干辛金には印の土があるので普通格としか取れず日干辛金は洩身大過の食傷強の八字となります。
 よって喜忌は・・・
日干 極弱
用神 やむなく寅中甲
喜神 甲 
忌神 水 
閑神 火土金、甲以外の木
調候 丙なし

 喜忌はこのような取り方になるかと思います。丑中の土は生金して水に流れ込みますので水に加担とみます。子丑の合などではありません。丑は水に加担です。戊は子水を制してもまだ力は及ばず減力し、一方で生金です。ここで極弱の辛金に戊が近貼するのはあまり好ましくはなく土と金のバランスにいつも注意が要ることがわかります。辛金は干の特性上、土は過ぎれば埋金です。食傷大過に印の制食傷は基本かもしれませんがこういった極弱の辛に制食傷も取れません。大概の命で戊の制が入ったおりに埋金の忌が出ます。

 また金の喜忌ですがよく閑神ではないのかと聞かれますが私は単純ではないと思っています。日干が「弱」であれば金は基本は閑神のことが多いでしょう。しかし食傷がここまで大過せずに日干が「極弱」というレベルであれば極弱を免れるためにも金は喜なので閑神以上となります。しかし本日命のように水大過すれば極弱日干の金であっても日干を強める喜以上に水に加担することの忌が大きいのです。

 普通格であるのですから扶抑から喜忌を看ることが多い中でこういった配合では上記のように甲木で大過する旺水を納めていく以外に道はありません。寅よりも甲です。甲は戊を疏土できますので寅よりも喜なのです。寅では納水はできても天干の戊を制するには地支からは力が弱いとみるのです。

 また金水傷官火をみるが宜しいという基本テーゼがあります。火は調候であり暖金暖水となって金白水清の美を求めるということですが本日命のように水大過してはそれも好ましくはないように思います。
 何でも過ぎたるは及ばざるがごとしで命理でも同様なのです。過ぎれば生剋制化で五行を整えるのが基本ですがそれが及ばないほどの大過は難しいです。