9月19日NHKのクローズアップ現代「“もう一旗揚げたい”増えるシニア起業」を見た。
「定年を機に夢を実現したい」「自由に仕事がしたい」。熟年世代でビジネスを立ち上げる“シニア起業”が増えている。日本政策金融公庫の調査によると、開業者に占める50歳以上の比率は、20年前は9人に1人だったが、昨年度は4人に1人になった。シニアの強みは、経験と知識、そして幅広い人脈だ。しかし、ハンディも少なくない。経験が生かせる分野はすでに市場が成熟化していたり、体力や気力が情熱に追い付かなかったり…。50歳以上が始めた企業が赤字や廃業に追い込まれる割合は、他の世代に比べて高いのが実情だ。日本経済の活性化にもつながると期待がかかる“シニア起業”。その現実と支援策について伝える。 |
と言う事で、
- 元銀行員営業の方が始められた翻訳ビジネス
留学経験等あるが派遣社員を正社員として、活用。グローバル商品の取説の翻訳に特化。 - 都市近郊で、農業(小松菜)ビジネス
未使用土地を安価に借りて、企業退職者を活用して。 - 省エネビジネス
蛍光灯に反射板を取り付けると言う小投資ビジネス。
が放送された(と思う。他のビジネスも紹介されていたら申し訳ない。また内容が違ったら申し訳ない)。が、どうも甘い。と言うか主旨も内容もよく理解できなかった。これは、シニア起業が増えているが、経験と人脈を利用したシニア起業でも(が)危ないと言う事を問題提議したかったのだろうか?まあーどうでも良いような気はするが。
私はこの番組を見ていて、別の事が気になった。そうこの番組のタイトルだ。「もう一旗揚げたい」と言う言葉だ。これは何を意味するのだろう?もう一旗と言う事は一旗は上げれたが、もう一旗揚げたいと言う事だろう。個人的には一旗揚げれれば良いような気はするが、それでもまだ結果に満足されていないのだろうか?
「定年を機に夢を実現したい」「自由に仕事がしたい」ならば、あまりビジネスつまりお金を稼ぐ事を主目的に考えなくとも良いのではないかと言う気がする。定年を機に新しいビジネスをどうして起こすのだろうか?定年まで待つ必要もない。自由に仕事がしたいならば、これはお金を稼ぐ事が目的ではないので、定年後は意味があるかも知れない。
そして上記の番組で紹介された例では翻訳ビジネスと農業ビジネスは、うまくいっている感じを受けた。省エネビジネスは無謀に近いが・・・。しかしいずれにしても50代や定年を機に始めるビジネスではない。仕事人生に何らかの未練があるのであればだが・・・。しかし儲ける事を考えずに仕事を趣味でするのであれば、定年後と言うのは意味があるかも知れない。しかしそれが仕事である以上、責任は伴う。従って対価は必要だ。そうなるとやはり趣味ではないだろう。
と今回の投稿はあまり意味がないかも知れない。自分でもはっきり言う事ができない。しかし50代や定年後に起業するのは、かなり大きなリスクが普通に存在するのだけは間違いない。
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