本当に久しぶりに宮部氏の作品を読んだ。2009年の2月の『楽園』以来だ。そしてまたはまった。もともと宮部氏の作品は、定年退職後の楽しみに敢て読まずにいた。もっとも今回の『悲嘆の門』も奥様が、勝手に借りてきたものだが。
そしてこの作品も長い。上巻で縦一段組み406ページ、下巻が393ページの合わせて800ページ以上も長編作品だ。
が面白くて、どんどん読めてしまった。もともと氏の作品は殺人が多いが、リアル社会の『楽園』と異なり、この『悲嘆の門』は完全な作り物、要はSFやファンタジーの世界なのでそう言う意味では、かなり読みやすかった。
で読み終えて、上巻の帯に紹介されていた文章を見た。
ベストセラー『英雄の書』に続く待望の長編。ついに刊行。
![]() | ひたんのもん 縦1段組み406ページ |
![]() | ひたんのもん 縦1段組み406ページ |
と言う事で、この作品の次は『英雄の書』と読む事にした。
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