社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

宮部みゆき『英雄の書』

2015-08-29 10:32:28 | 趣味(読書)

宮部みゆき『悲嘆の門』上下を読んだ。この作品を読んだ事で、順番は逆になったが、今回の『英雄の書』を読む事になった。それでやっと、この物語がつながった。

『悲嘆の門』に登場した狼の森崎友里子。『英雄の書』は、この森崎友里子が狼になるまでの物語だ。詳しい内容を今更私がここで掲載する必要もないだろう。

しかし、途中から友里子の従者の『ソラ』が何者か?と言う疑問への回答がある程度予測はされたが・・・。

英雄の書

書 籍:『英雄の書』
著 者:宮部みゆき
発行日:2011年5月25日
発行所:株式会社光文社
価 格:1,200円(税別)

         縦2段組み566ページ

初出『毎日新聞』夕刊
2007年1月4日~2008年3月31日

単行本『英雄の書』(上下)
2009年2月毎日新聞社刊

物語を疑え。
宮部みゆき、
究極の破戒作!
こんな今だからこそ、読んで欲しい。
日常を立て直すのは、英雄ではない。
わたしたちだ。
現代日本で、もっとも物語に愛されてきた。ベストセラー作家が、深遠なる禁忌挑む!
森崎友里子は小学生。中学生の兄・大樹(ひろき)が、学校で同級生をナイフで刺し、そのまま逃走、行方不明になった。友里子は兄が心配で、彼のしたことが信じられなくて、途方に暮れる。そんな彼女に、優しく語りかけてくる本があった。本が言葉を話す!?それが、兄を救い出すべく、彼女が旅立つ壮大な冒険のはじまりだった・・・・・。なぜ私たちは、物語を紡ぐのか。英雄を求めるのか。宮部みゆき、最大の問題作にして、究極の破戒作!

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