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竹内しげやす 市政チャレンジ日記

新米議員から四期目を向えて市政にチャレンジする奮戦記。
一歩一歩目標に向け前進する日々の行動を日記風に。

一般質問(1、国道23号蒲郡バイパスについて)

2011年06月12日 | 一般質問
6月10日、本会議初日、待ちに待った一般質問の日を迎えることとなりました。
今、非常に緊張しています。落ち着いて、ゆっくりと、されど鋭く質問したいと思います。

<議事録>

議長に発言の許可を頂きましたので、通告の順に一般質問させていただきます。
最初に大きな1番として、『国道23号線蒲郡バイパス』に関してです。

国土交通省名四国道事務所の発表では、
『国道23号名豊道路の全線開通による効果は名古屋から豊橋
まで国道一号線を利用すると約1時間50分かかりますが、地域高規格
道路としての名豊道路が開通すると時速60㎞で走行できるので、
約50分の時間短縮が見込まれます。
大型車などの通過交通が名豊道路に分散されることにより、
国道1号や現国道23号の交通渋滞等が大幅に改善されることが見込まれます
そして、通勤、通学、買い物などの日常生活圏が広がり、新たな
地域間の交流が活発になることも期待される』とのことです。
又、市民の声でも、これは、一部、個人的主観が混じっていると
思われますが、
『国道一号線はいつも渋滞、かといって、東名高速道路では、
料金がかかる』という意見や、『バイパスは、信号なしで、リラックス
して短時間で移動可能だ』という意見が聞かれました。
一日も早い蒲郡バイパスの全線開通が待ち望まれている道路であるがゆえに
、過去に何度も質問されていましたが、あえて今回、再度、質問させて頂着ます。
まず最初に、(1)の一点目
『国道23号線蒲郡バイパスの内、幸田芦谷icから蒲郡ic間の現状について』です
この件に関しましては、先日、幸田芦谷IC~蒲郡ICの進捗状況の視察に
行ってまいりました。
その中で、目に付いた点は、蒲郡IC周辺においての工事で、5月24日より工事が開始
された状況で、平成24年度開通という計画に対して、一抹の不安が頭の中を
よぎりました。
昨今、地域住民との用地買収に関するトラブル等の問題をよく耳にします
その点を踏まえ、答弁を宜しくお願いします。

《答弁》
蒲郡バイパスは幸田芦谷IC~東三河IC間延長15Kmの区間です。西部区間である幸田芦谷IC~蒲郡IC間の5.9Kmについては平成15年度から、用地買収に着手しており、未買収地はあるものの、概ね買収済みの状況で工事を進めているところと聞いております。


『概ね買収済』というお答えを聞きまして、用地買収等に関しては、
問題ないという理解をしたいと思います。

続きまして、2点目の質問に移りたいと思います。
『幸田芦谷IC~蒲郡IC間の進捗状況及び今年度の事業費に関して』
です

視察からでは、蒲郡西IC周辺ではかなり工事が進んでいると目視で
判断できますが、蒲郡IC周辺では、工事が開始されたばかりという
印象でした。

現時点での工事進捗状況及び円滑に工事を進める上でかかせない
今年度の工事事業費に関して、具体的な数値を示して答弁を
お願いします

《答弁》
西部区間の工事については、平成18年度から行っており、蒲郡地区では柏原道路建設工事、蒲郡西ICの橋梁工事、神ノ郷トンネル工事、蒲郡IC下部工事等を行っているところです。
今後とも、西部区間の平成24年度の開通を目標に事業推進していくと聞いております。
なお、平成23年度の蒲郡BPの事業費は43億円で、その大半が西部区間の事業費と聞いております。今後とも、平成24年度の開通に向けて、必要な事業費の確保に努めて参りたいと聞いております。


続きまして、3点目の質問に移りたいと思います。
『国道23号線蒲郡バイパスの内、蒲郡ICから東三河ICにおける現状に関して』
です

視察状況からの印象では手付かずの状況であり、又、国土交通省名四国道事務所も
具体的な内容に関しては、未発表の状況であります。
現時点での進捗、特に、本年度の事業内容の詳細が判りましたら
答弁をお願いします

《答弁》
東部区間である蒲郡ICから東三河ICまでの9.1Kmについては平成19年度に事業着手し、蒲郡市内においては、地元の合意を得て、昨年度、道路として必要となる箇所に用地幅杭を設置した状況と聞いております。今年度は、用地買収に向けた用地測量及び物件調査を実施する予定と聞いております。


ご答弁ありがとうございます。
(1)の最後4点目の質問に移りたいと思います。
『蒲郡IC~東三河IC間が抱える諸問題』
です

この区間は、ぼぼ全線が山間部を通るという点を考慮した場合
特殊な問題点が存在するのではないかと思われます。
又、工区が蒲郡市と豊川市の2市にまたがる為、問題点が多々存在
するのではないかと思われます。
現在、それぞれの市が抱える問題がありましたら
2つの行政区別にわけ、答弁をお願いします。

《答弁》
東部区間の問題点と致しましては、蒲郡市地区においては、雨水処理について地元からの意見を頂いており、市及び物件国において排水計画の検討を行い、概ね地元の了解を頂ました。なお豊川市地区においては、構造上について設計協議の地元合意が得られないため、現在、国、県、豊川市において地元合意を得るため方策について検討中と聞いております。



次に、大きな1番の(2)として、『名豊道路全線開通の見通し』に関してです。
冒頭申し上げた、『一日も早い全線開通』という個人的な思いもあります
未着工の蒲郡IC~東三河ICの円滑な工事を進めるうえで、蒲郡市として、
現時点での、この区間への対応方法がありましたら、この点も踏まえ答弁
をお願いします。

《答弁》
名豊道路の内、蒲郡バイパスの蒲郡ICから東三河ICの東部区間を除く区間が、平成24年度までに開通予定と聞いております。現在、後部区間では用地買収に向けて準備及び地元との設計協議を進めており、事業を進めていく方針に変わりないと国から聞いております。
蒲郡市といたしましたも、名豊道路のなかで唯一、未接続区間となります蒲郡BPについて早期に全線開通していただくよう、引き続き、国に要望してまいります。


次に、大きな1番の(3)として、『国道23号蒲郡IC供用開始時に於ける
交通量の分散化』に関してです。
平成24年度には国道23号蒲郡バイパスが蒲郡icまで開通した場合には
相当数の車が本宿線、国道247号中央バイパスに流れてきて、市街地における
交通混雑が大変心配されます。
蒲郡icまで開通した場合、車の流れはどのように想定されるのかお伺いします。


《答弁》
平成24年度の国道23号蒲郡BP西部区間の共用による車の流れですが、蒲郡ICを降りた車は、本宿線を下がり、国道247号中央バイパスへ行く車と音羽蒲郡有料道路(オレンジロード)を国道1号へ行く車と分散されると考えております。
名古屋方面からの車、特に大型車両の車につきましたは、振動、騒音など環境への負担を考えますと、出来るだけ市街地の通過を最小限にとどめたいと思っており、蒲郡インターチェンジの開通にあわせてオレンジロードが無料化されるよう現在、道路公社及び愛知県と調整を行っているところであります。



大型車などが、無料化されたオレンジロードを経由して国道1号線を目指してくれる
何かよい手立てがあればと思います。
個人的見解としましては、名豊道路の本来の趣旨から言えば、名古屋~豊橋間の
交通緩和を目的とする為に開始されたバイパスであり、平成24年度における
蒲郡バイパスの蒲郡icまでの開通、及び、豊橋バイパスの前芝icまでの開通
を考慮した場合、必然的に、本宿線を南下し、国道247号中央バイパスに流れ、
今にもまして、三谷町伊予戸交差点、大塚町十能交差点を基点とした交通渋滞の
頻度が増大すると想像されます。
この件に関しましては、今後しっかりと見守っていきたいと思います。

次に、大きな1番の(4)として、『豊岡大塚線の見通し』に関してです
この件に関しては、過去に現飛田県議が質問されています。

ます、地理的に大塚町と三谷町間の移動を考えた場合、必ず、
大塚町十能交差点を通らなければ移動不可能にちかい現状
さらに、週末のラグーナ、ラグナシアへの訪問客による慢性的な渋滞、且つ、
蒲郡icの開通に伴う交通量の増加予測等を考慮した場合
この豊岡大塚線は迂回路として、大変重要視される道路ではないかと思います。
豊岡大塚線の事業経過についてお伺いいたします。

《答弁》
都市計画道路豊岡大塚線は、国道247号中央バイパスと都市計画道路大塚金野線を結ぶ延長3020m幅員11.75~20
m 2車線の道路で平成9年10月31日に都市計画決定された道路です。豊岡大塚線の事業の経緯ですが、平成9年より路線の用地買収に着手し、(1工区100%、2工区3%、3工区60%)全体の用地取得率は約70%となっております。道路の改良率は1工区暫定完了でありますが、27%、2工区が未着手、3工区は63%、全体では約30%となっております。しかしながら、平成14年度の事業事務評価において 豊岡大塚線は改善計画を必要という事業となりました。また平成17年度にも再度、事務事業評価を行い、当面、事業を凍結することとなり、現在に至っております。

では、なぜ凍結されたのか、その理由をお尋ねいたします。

《答弁》
この路線内に376mと633mのトンネルが2本計画されています。その事業費が膨大であり、当市の財政難の情勢下では早急な完成は難しい結論でした。

早急な完成は難しい結論ということですが、完成までの残事業費は
具体的にどのぐらいなのでしょうか。

《答弁》
約43億円で、内トンネル事業費が約25億円です。



豊岡大塚線の事業促進の為、市はどのように考えているのでしょうか

《答弁》
市といたしましたは、県道体系路線とし、愛知県施工に向けるのが、早期完成が見込める最善の方策と考えています。豊岡大塚線の県道昇格を望むには、豊岡町の247号中央バイパスから豊川市国府町赤羽根線を結び、豊川市国府町の国道1号線に接続する広域路線にしなければと考えておりますので、豊川市に先線のルート決定の協議をお願いしているところでございます。



ありがとうございました。蒲郡バイパス蒲郡ICから東三河IC間の早期開通と
合せて豊岡大塚線の早急な対応を宜しくお願いいたします。

2番目の防災については次回記載いたします。








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