さてこの芝居の舞台は北海道のある町です。
時は3月。
暖冬とはいえ北海道ですから寒風が吹きすさぶ厳しい寒さの中、角田家の33回目の法事が執り行われようとしています。
ここは角田家の菩提寺泉水寺。
この寺は嘗て炭鉱で栄えた町にあったが、今は炭鉱の閉鎖と共に市内からのバスも1時間に2本という寂れた場所となっていた。
時刻は午前9時。
角田家の法事は午前11時予定なの . . . 本文を読む
さてこの度の公演は角田家の先代当主角田正造の三十三回忌に集う五人の人間物語でございます。
まず登場人物の紹介と参りましょう。
まず法事が執り行われる菩提寺泉水寺の坊守(住職の奥さん)武田文子。
演じますのは永井利枝〈劇団芝居屋)
角田家本家長女故角田佳奈の娘、赤坂奈美恵。
演じますのは増田恵美(劇団芝居屋)
角田本家次男、 . . . 本文を読む
昨日、劇団芝居屋第42回公演「通る道」がお陰様を持ちまして無事千秋楽を迎えました。
短期間の公演ながらお陰様で大好評の内に幕を下ろすことが出来ました。
御来場の皆様ありがとうございました。
次回公演を楽しみに。
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昨日は劇団芝居屋第42回公演「通る道」の初日でした。初日と言っても今回は三日間公演という短期な公演という事もあり、公開ゲネもやったので実質的には二回公演となりました。いや、疲れましたね。とはいえ、この疲労感を吹き飛ばしてくれるのがお客さんの反応です。お陰様で喜んでいただきました。いや、その後の初日打ち上げのビールの美味い事。この上ありませんでした。さて本日は二日目。褌を引き締めて頑張ります。 . . . 本文を読む
この小屋は今を去る22年前に我が劇団芝居屋が旗揚げ公演をした劇場です。青雲の志を持ちこの小劇場から出発したわけですが、志の稚拙さに気づき迷走の22年です。でもね、今回は自信があります。ようやく迷走を脱却し、明快な結論を提供できるという自信を持つ作品ができました。1時間30分決して退屈させない自信あり。それにしても22年前からここの劇場は何一つ変わっていません。こんな事ってあるんでしょうか。周りは今 . . . 本文を読む