上海帰りのリルです。

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多倫路文化名人街

2004-10-08 22:37:45 | 上海つれづれ日記
 こちらでのゴールデンウィークも終わり、隣のM先生は今日から
授業です。私は今日もお休み。予習もしなくちゃいけないけど、
いい天気なので 一日中部屋にいるのももったいない。
で、バスに乗ってみることにしました。

 昨日地図を見て、大学の裏門を出たところから魯迅公園の裏まで
行くバスがあるのを見つけたの。裏門を出たところのバス停に
ある表示板でバスの番号と魯迅公園までバス停3つと確認。
バスの乗り方は東京と同じく前から乗って、料金箱にお金を入れる。
空調なしバスは1元。空調ありは2元。空調ありが来たので
2元払いました。もう涼しいので空調は止まってたけど。
空調バス付きのバスのほうがきれいなんだそうです。カーテンボロボロ
だったけど。降りるのを知らせるボタンはありません。
「降ります!」って言わなきゃならないかとドキドキ…でも、
私と同じところで他にも降りる人がいたので大丈夫でした。

地図を見ながら、魯迅公園の横を通りすぎて
この前SOさんと行った「多倫路文化名人街」へ。
骨董品屋とかお土産の屋台とか毛沢東さんグッズ!の店とかが
あって面白いの。お店の建物も古い町並みを再現した感じ。
日本でも昭和40年代の町並みを再現とか流行ってるけど、
ここは本当に人が住んでるから干してある洗濯物とかは
本物です。ちゃんと町が生きてます。
連休明けなので、のんびりムード。あら!この前一生懸命
小さい瓶の中に筆で絵を描く実演してくれたお兄さん、
今日はいすに座って寝てるわ。
ちょうどお昼に着いたので、何か食べながらお店番してる人が
多い。で、お客さんが来ても食べるのやめないの。
食べながら相手する。

私も食べようっと。
お店の前に「ジャワカレー、牛丼、親子丼」って日本語で
看板の出てるお店に入りました。
なんか昔の喫茶店って感じ。厚く切ったパンのトーストとか
ナポリタンとかがメニューにあって、古いマンガが置いてあるような。

2階に案内されるとマンガじゃなくて日本語のビズネス書(B6版)
がズラリ。うーん、ビジネス書じゃつまんないなぁ…と
思ったら、「猿岩石日記」発見。
おねえさんがメニューを持ってきました。
え?メニューには日本語がない…。
鶏、卵の漢字が書いてあるのを指さして「ヂャイガ(これ)」
と言う。うなずくおねえさん。「あと…」と言いながら
せっかくだからコーヒーを…と思って珈琲のページを
開いたらこれも全部中国語。わかんないけど「法国」という
のを頼みました。フランスの意味です。
フレンチローストじゃあないでしょうって感じのコーヒー
が出てきましたけど(^^;
鶏&卵の親子丼のほうがあとに来ました。ひさびさの和食!
料理が来るまでの間「猿岩石日記」読んでました。
言葉がわからない国でたいへんよねぇ…って
妙に共感したりして。
あ、2階の席は私ひとりだったの。だからのんびり。
一階は常連さんなのかな?お店の人と楽しそうに話してた。

ひとりで来ても大丈夫なお店発見!
日本から友達が来たら案内してあげようっと。
上海蟹目当ての人にはウケないかもしれないけど。