京都社会保障推進協議会ブログ

京都社保協のニュースや取り組み案内、タイムリーな情報・資料などを掲載していきます。

今週の土曜日です!!

2006年03月27日 12時24分56秒 | 事務局通信
今週の土曜日(4月1日)に、下記の取り組みが行われます。(欧米では、エイプリルフールと呼ばれて、年に一回、簡単なウソならついても許される日?とされていますが、下記の取り組みは真実です
この日は、障害者自立支援法の施行日ですが、併せて、改正された介護保険法も施行されます。
障害当事者・家族の皆さん、医療施設・介護施設・障害者施設の事業者の皆さんや労働者の皆さん、社会保障に関心をお持ちの皆さん、社会保障の改悪に反対する多くの皆さんなどなど、多くの皆さんのご参加を呼びかけます。
(下記は、当該実行委員会発行のビラを基に掲載しています)


金ないモンから金とるな!
今日から始まる障害者自立支援法
    ― やっぱりアカンで「応益負担」

日 時:4月1日(土)午後1時より
場 所:京都市役所前
内 容:午後1時~1時50分 街頭演説会
        「聞いて!聴いて!私の意見」

     午後2時~ パレード出発(京都市役所前)
            ⇒ 円山公園ラジオ塔(午後3時頃)

 4月1日、障害者自立支援法が施行されます。この日から、障害のある人に、「定率負担=応益負担」がのしかかります。これは、普通に生きるために必要な支え=福祉サービスを利用すると、その利用料の1割を自己負担するという仕組みです。
 この仕組みでは、福祉サービスを多く利用しないと生きていけない障害の重い人ほど、負担が大きくなります。また、本人の所得に関係なく負担が求められ、払おうにも払えない人が多く出てきます。
 すでに、「利用料が払えないから福祉サービスを使わない」「作業所に行っても、もらえる工賃より、払う負担金のほうが多くなる」など、悲鳴のような声があがっています。サービスを提供する事業者からは、余りに低い報酬単価に、「これでは安心して仕事ができない」の声が聞こえてきます。「障害程度区分は障害者の生活実態を踏まえてほしい」「ガイドヘルプが有料になるのは困る」「手話通訳事業はどこに住んでいても無料で利用できるのか?」「障害のある子どもの療育にお金を払うことはどうしても納得できない」など、新法への怒りと不安が渦巻いています。
 黙っていては何も変わりません。施行日の4月1日に「やっぱりアカンで『応益負担』」と、国と自治体にいっそうの負担軽減を求める声をあげましょう。自立支援法施行に伴うさまざまな問題を明らかにし、その解決のために力をあわせましょう。街頭から、私たちの声を市民に広く伝えましょう。

主催:障害者自立支援法案に異議あり!
       「応益負担」に反対する大集会実行委員会