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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ザ・アウトロー

2019-02-24 17:33:31 | 洋画
アメリカの所謂司法はむずかしいですよね
この映画で活躍するのは所謂シェリフ、主人公たちの防弾チョッキには”sheriff”って書かれているのと
オープニングで犯罪都市ロスアンゼルスっていうのと
空の現金輸送車を襲った時にいち早く現場に駆けつけて殲滅されてしまうパトカー警官はLAPDの警官ってっことでしょうか
彼らのテリトリーはロス市内のみの犯罪にかかわるのみで
市外や郡での犯罪にはシェリフつまり保安官がかかわる
所謂郡内の広域を取り締まるってことなんですねぇ

FBIはさらに広域州をまたがっての捜査権があるんですね
ってことでこの作品ではLASD(Los Angeles Sheriff Department)のsheriffたちと犯罪者との
攻防戦を描いてるんですねぇ
ってきとで捜査にあたるLASDのニック・オブライエン保安官と
レイ・メリーメン率いる強盗団との戦いなんですが
銃撃戦の激しい描写はどこか「ヒート」を思い出させる・・・

もうこの二人を主体にしての犯罪集団と追いかける捜査陣の町中での銃撃戦
これだけで大満足な映画なのに

保安官たちを翻弄させる強盗団のレイの頭のよさがプロット的によくできてるんですねぇ
オープニングでの対警官に向かって整然と銃撃して警官たちを殲滅させていく様は
不謹慎と言われるかも知れませんが強盗団の統率力の見事さ

その後の保安官たちの無秩序さ
見事なコントラストが最後まで続きます
って言うか強盗団が司法をだますんですね偽の銀行立て籠りとかして

しかし、強盗団にしても髭むさい
保安官たちも髭モジャ
こっちはsheriffの防弾チョッキでどっちがどっちって区別するしかない

まさかあんなオチだとは・・・
この映画「ヒート」+「・・・」へのオマージュ作品だったのね
ってことでこの映画も実尺2時間20分もあったのね

2018年製作、アメリカ映画
クリスチャン・グーデガスト原案・脚本・製作・監督作品
出演:ジェラルド・バトラー,カーティス・“50Cent”・ジャクソン,パブロ・シュレイバー,オシェア・ジャクソン・Jr、メドウ・ウィリアムズ、エヴァン・ジョー

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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こんにちは! (ヒロ之)
2019-03-26 13:37:30
コメントありがとうございました。
140分は長いなああ、て観始める前は思っていたのですが、緻密な計画力とかニックの波乱万丈な私生活(笑)とか、色んな見所があって面白かったです。
終盤の銃撃戦が凄まじかったですが、オチは確かに既視感があるものの、予想にはしていなかったものなので個人的は「ほぅ」となりました。
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Unknown (morkohsonimap)
2019-03-27 00:22:34
ヒロ之さん、今晩は、コメントありがとうございました。
こういった作品は、やっぱ悪が強いと善が引き立つようになるんですね

主人公の人生ってよくあるお話ですが

確かにオチは読めませんでしたが・・・
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