一日一本任侠映画を見ていく企画
本日の一本はCS東映チャンネルで録画してあったものの中から
鶴田浩二の「博徒」シリーズの第5作目
多分よくわかりませんがタイトルバックがマカオの風景でしたが
この映画も未パケージ作品
公開時には”マカオロケ”って大々的に宣伝されたんだと思われますが
当時はまだポルトガル領だったりするんだよね
一応、マカオロケ作品・・・・なのですが、
タイトルバックとラスト、そして折々にマカオの俯瞰風景と街を子役と歩く着流しの鶴田浩二の姿が挿入されるのみで、
マカオまで撮影に行ってるのは
鶴田浩二の他には子役の男の子と遠藤辰雄だけ
遠藤辰雄は、鶴田浩二を人力車に乗せて走るためだけにマカオへ行ったと思われる
もうある意味日帰りでのゲリラロケって感じ
それ以外は京都撮影所でのオープンセットのマカオの街とかなんですね
ストーリー的にも、マカオ在住の悪徳中国人が悪徳日本人ヤクザと結託して
日本に阿片を横流ししようとしたばかりか、渡世の義理で務所に入った恩義ある
鶴田浩二の女房を騙して肉体を弄んだ上にマカオで娼妓として働かせるという
やりたい放題の悪徳ぶりを安部徹と藤岡重慶に小松方正
に対して”三人の博徒”は鶴田浩二、待田京介そして悪徳親分の客分池部良って言う布陣
ヤクザ同士のやり取りではなくマカオの堅気日本人会を助けるだけでして
鶴田浩二自体は娼婦として売られて来た女房と子供を探しに来ただけですが
そんな鶴田浩二の女房役に北林早苗さん
「無頼」シリーズの時にも書きましたが北林さんは薄幸なキャラクターが実に翌朝の似合う
敵対してる筈の待田京介が簡単に網走刑務所で鶴田浩二に傾倒していっちゃうのが安易過ぎて
って言うかしっかりと自分の意志と筋を通すのは池部良だけなんですね
鶴田浩二自体ドスでのクライマックスでの擬闘はわずかで
敵から奪いとった陸軍の重機関銃で決着つけると言う安易さには・・・
ある意味未パケージって言うのもわかる気がする作品でした
1967年製作、日本映画、東映作品
小沢茂弘脚本・監督作品、村尾昭共同脚本
出演:鶴田浩二、北林早苗、待田京介、池部良、安部徹、藤岡重慶、小松方正、東龍子、遠藤辰雄、野口泉、楠本健二
本日の一本はCS東映チャンネルで録画してあったものの中から
鶴田浩二の「博徒」シリーズの第5作目
多分よくわかりませんがタイトルバックがマカオの風景でしたが
この映画も未パケージ作品
公開時には”マカオロケ”って大々的に宣伝されたんだと思われますが
当時はまだポルトガル領だったりするんだよね
一応、マカオロケ作品・・・・なのですが、
タイトルバックとラスト、そして折々にマカオの俯瞰風景と街を子役と歩く着流しの鶴田浩二の姿が挿入されるのみで、
マカオまで撮影に行ってるのは
鶴田浩二の他には子役の男の子と遠藤辰雄だけ
遠藤辰雄は、鶴田浩二を人力車に乗せて走るためだけにマカオへ行ったと思われる
もうある意味日帰りでのゲリラロケって感じ
それ以外は京都撮影所でのオープンセットのマカオの街とかなんですね
ストーリー的にも、マカオ在住の悪徳中国人が悪徳日本人ヤクザと結託して
日本に阿片を横流ししようとしたばかりか、渡世の義理で務所に入った恩義ある
鶴田浩二の女房を騙して肉体を弄んだ上にマカオで娼妓として働かせるという
やりたい放題の悪徳ぶりを安部徹と藤岡重慶に小松方正
に対して”三人の博徒”は鶴田浩二、待田京介そして悪徳親分の客分池部良って言う布陣
ヤクザ同士のやり取りではなくマカオの堅気日本人会を助けるだけでして
鶴田浩二自体は娼婦として売られて来た女房と子供を探しに来ただけですが
そんな鶴田浩二の女房役に北林早苗さん
「無頼」シリーズの時にも書きましたが北林さんは薄幸なキャラクターが実に翌朝の似合う
敵対してる筈の待田京介が簡単に網走刑務所で鶴田浩二に傾倒していっちゃうのが安易過ぎて
って言うかしっかりと自分の意志と筋を通すのは池部良だけなんですね
鶴田浩二自体ドスでのクライマックスでの擬闘はわずかで
敵から奪いとった陸軍の重機関銃で決着つけると言う安易さには・・・
ある意味未パケージって言うのもわかる気がする作品でした
1967年製作、日本映画、東映作品
小沢茂弘脚本・監督作品、村尾昭共同脚本
出演:鶴田浩二、北林早苗、待田京介、池部良、安部徹、藤岡重慶、小松方正、東龍子、遠藤辰雄、野口泉、楠本健二