一日一本任侠映画を見ていく企画
本日の一本は渡哲也主演の「無頼」シリーズの五作目
タイトルは 「黒匕首(ドス)」、劇中渡がシリーズ通して使用してる持道具だが、
各作品で刑務所を行ったり来たりしてても
この黒匕首が彼の持ち物というかトレードマーク
絶対に身から離さないのであるが、今作品では闘争時刺した相手の背中から抜けなくて
徒手空拳で戦う場面もあったりして
シリーズのプロットでのマンネリ化を避けようという節が・・・
その最たるプロットとしてシリーズを通してのヒロイン松原智恵子をオープニングの
擬闘で川地民夫に刺し殺させてる
って後半二役で登場させてくるさらに相変わらずのお約束
純情一途のキャラでして、これだけは変わっていない
脚本は相変わらずの池上金男さん
この堅気の女性を成り行きとは言え、刺し殺したことが川地のトラウマとなり、
彼もまた松原の二役キャラに翻弄されるというか、
敵対する渡を助ける役になっていく・・・
このシリーズはホント滅びの美学を具現化したようなもので
相変わらず今作でも男女を間わず五郎に関わる全員が何らかの形で死んでいくンですねぇ
映画の設定は昭和37年で舞台は立川
まだまだ立川も平べったい町並みですねぇ
ロケですからJR(当時は国鉄)立川駅は撮影当時の1968年のものでしょう
女優陣では松原智恵子さんの一途キャラとは違った、北林早苗さんが五郎の昔の女の役での登場でしたが
この人も薄幸な女がよくも悪くも似合う人
ってか表情が泣き顔ですからねぇ
カタルシスは立川の町中でのこぜまい路地ですか
弩汚い泥まみれな擬闘ではありませんけども
途中ドブに落ちたりのシーンはありましたが
明確なメッセージとしての擬闘でのパターン踏襲しなかったようですね
ここまで続けて見てくると、主題歌は前作から歌詞は付いたンだけど、個人的にメロディーラインが耳についてはなれない!!
1968年製作、日本映画、日活作品
池上金男脚本、小澤啓一監督作品
出演:渡哲也、松原智恵子、北林早苗、露口茂、中谷一郎 、川地民夫、青木義朗、田中邦衛、葉山良二、菅井一郎、郷鍈治、藤江リカ、森みどり
本日の一本は渡哲也主演の「無頼」シリーズの五作目
タイトルは 「黒匕首(ドス)」、劇中渡がシリーズ通して使用してる持道具だが、
各作品で刑務所を行ったり来たりしてても
この黒匕首が彼の持ち物というかトレードマーク
絶対に身から離さないのであるが、今作品では闘争時刺した相手の背中から抜けなくて
徒手空拳で戦う場面もあったりして
シリーズのプロットでのマンネリ化を避けようという節が・・・
その最たるプロットとしてシリーズを通してのヒロイン松原智恵子をオープニングの
擬闘で川地民夫に刺し殺させてる
って後半二役で登場させてくるさらに相変わらずのお約束
純情一途のキャラでして、これだけは変わっていない
脚本は相変わらずの池上金男さん
この堅気の女性を成り行きとは言え、刺し殺したことが川地のトラウマとなり、
彼もまた松原の二役キャラに翻弄されるというか、
敵対する渡を助ける役になっていく・・・
このシリーズはホント滅びの美学を具現化したようなもので
相変わらず今作でも男女を間わず五郎に関わる全員が何らかの形で死んでいくンですねぇ
映画の設定は昭和37年で舞台は立川
まだまだ立川も平べったい町並みですねぇ
ロケですからJR(当時は国鉄)立川駅は撮影当時の1968年のものでしょう
女優陣では松原智恵子さんの一途キャラとは違った、北林早苗さんが五郎の昔の女の役での登場でしたが
この人も薄幸な女がよくも悪くも似合う人
ってか表情が泣き顔ですからねぇ
カタルシスは立川の町中でのこぜまい路地ですか
弩汚い泥まみれな擬闘ではありませんけども
途中ドブに落ちたりのシーンはありましたが
明確なメッセージとしての擬闘でのパターン踏襲しなかったようですね
ここまで続けて見てくると、主題歌は前作から歌詞は付いたンだけど、個人的にメロディーラインが耳についてはなれない!!
1968年製作、日本映画、日活作品
池上金男脚本、小澤啓一監督作品
出演:渡哲也、松原智恵子、北林早苗、露口茂、中谷一郎 、川地民夫、青木義朗、田中邦衛、葉山良二、菅井一郎、郷鍈治、藤江リカ、森みどり