先にチャプター1の時に5時間20分の長編って書きましたが
K.G.F:CHAPTER 1は152分、そして後編はさらに長くなんと166分ですか
余談になりますが10月13日リリースの作品はこの「K.G.F」以外にもなんと前編は85分なのになんと後編は138森あると言う「テリファー 終わらない惨劇」
これ3本入れてセットレンタル組んだら二泊三日では返却できないだろう
閑話休題(それはさておき)ロッキーですが、金鉱K.G.Fを牛耳っていた支配者であるスーリヤワルダンを前編で倒したために
後編ではそのロッキーがK.G.F.の新しい支配者になり、彼の流儀である意味民主主義的に直接運営にあたっていき鉱夫たちに絶大なる信頼を獲得し
その無尽蔵とも思われる資金源をもとに他のマフィアをも支配下に置き
盤石のマフィアの長となったロッキーの栄光とその衰退を描いたニ時間40分
何となくCHAPTER 1とは映画的に色が変わった作品でして、製作時期の違いも反映されてたようですね
彼のワンマンぶりもすごいけど、それなりに敵も増えてきて
まずはCHAPTER 1で生き残らせたスーリヤワルダンの弟アディーラが仇敵となってK.G.Fに攻め込まれ
何せ奴隷鉱夫として集められた連中が散弾銃で守ってるだけだから門を守っていた200名は殲滅されてしまい
ロッキーは何と全財産をヘリに詰め込んでイランに飛んでカラシニコフやらランチャーそしてロシア産の重機関銃など仕入れてくる
後編は90%アクション映画でして、名をなせば敵も多くなり
ついに新政権の国家元首との対立にまで発展して、件の重機関銃一丁で警察署を全壊させてしまうという完全ド派手で目を楽しませてくれる作品
個人的にもこれだけ映画として色も違えて緩急つけて前後編で一本の作品を面白くさせるインド映画もある意味映画界の王ハリウッドにとってもおそろしい映画界ですよね
2022年製作、インド映画(日本公開作品)
プラシャント・ニール脚本・監督作品
出演:ヤシュ、サンジャイ・ダット、ラヴィーナー・タンドン、プラカーシュ・ラージ、シュリニーディ・シェティ