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MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

K.G.F:CHAPTER 2

2023-10-17 05:05:09 | アジア映画
先にチャプター1の時に5時間20分の長編って書きましたが
K.G.F:CHAPTER 1は152分、そして後編はさらに長くなんと166分ですか
余談になりますが10月13日リリースの作品はこの「K.G.F」以外にもなんと前編は85分なのになんと後編は138森あると言う「テリファー 終わらない惨劇」
これ3本入れてセットレンタル組んだら二泊三日では返却できないだろう

閑話休題(それはさておき)ロッキーですが、金鉱K.G.Fを牛耳っていた支配者であるスーリヤワルダンを前編で倒したために
後編ではそのロッキーがK.G.F.の新しい支配者になり、彼の流儀である意味民主主義的に直接運営にあたっていき鉱夫たちに絶大なる信頼を獲得し
その無尽蔵とも思われる資金源をもとに他のマフィアをも支配下に置き
盤石のマフィアの長となったロッキーの栄光とその衰退を描いたニ時間40分

何となくCHAPTER 1とは映画的に色が変わった作品でして、製作時期の違いも反映されてたようですね
彼のワンマンぶりもすごいけど、それなりに敵も増えてきて
まずはCHAPTER 1で生き残らせたスーリヤワルダンの弟アディーラが仇敵となってK.G.Fに攻め込まれ
何せ奴隷鉱夫として集められた連中が散弾銃で守ってるだけだから門を守っていた200名は殲滅されてしまい
ロッキーは何と全財産をヘリに詰め込んでイランに飛んでカラシニコフやらランチャーそしてロシア産の重機関銃など仕入れてくる

後編は90%アクション映画でして、名をなせば敵も多くなり
ついに新政権の国家元首との対立にまで発展して、件の重機関銃一丁で警察署を全壊させてしまうという完全ド派手で目を楽しませてくれる作品
個人的にもこれだけ映画として色も違えて緩急つけて前後編で一本の作品を面白くさせるインド映画もある意味映画界の王ハリウッドにとってもおそろしい映画界ですよね

2022年製作、インド映画(日本公開作品)
プラシャント・ニール脚本・監督作品
出演:ヤシュ、サンジャイ・ダット、ラヴィーナー・タンドン、プラカーシュ・ラージ、シュリニーディ・シェティ
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K.G.F: CHAPTER 1

2023-10-16 20:08:46 | アジア映画
初めて知りました、っていうのも今まで見てきたインド映画って全部が全部ボリウッド映画だって思っていたら
作られてる地方によって呼称も違う言語も違う
まぁ言語の違いは4種類あって字幕が三カ国語ついていて、自分の地方の言語で映画を楽しんでるようで
映画館で上映される映画の下半分はダイアローグ以外の字幕で埋まっていたっていうのを
仕事仲間が昔インド旅行から帰って来て聞いたことがありましたが
 
今回この作品を見て作られてる地方によって映画の色合いが微妙に違うっていうのが分かりましたねぇ
この映画したがって歌とかダンスとかありはしますが集団ダンスもないしプロットをブツ切りにはしません
まだ第一章ですから分かりませんが、しかし前後編合わせて5時間20分という長尺
日本でも前後編一挙公開って言ういうシステムをとってのロードショー一挙公開だったようで
インド映画ちゅうたら、配給会社はTWINさん
アジア映画の配給専門でこの会社「バーフバリ」で完全儲けての昨年の「RRR」ですから三匹目の泥鰌ってことになるのかな
レンタルリリースは10月13日ですが、セルリリースは11月8日
面白かったらコレクションしておこうってのレンタルでしたが
第一章だけでなんと153分のも長尺でしたが
 
ちょっとテンポの悪いっていうか主人公が見得をきるようにちょっと矯めとったりするとこがあったりで
気持ち的にこっちが焦れるシーンがあったりとしなければ長尺も気になりません
さらにボリウッドと違いアクションにCGとかワイヤー使ってないアクションをみせてくれてたのは好印象でしたが・・・
 
いわゆる国家権力と結びついてのインドマフィアを、違う組織の一人娘に惚れたロッキーがそのマフィアの命によって金鉱(K.G.F)の鉱夫奴隷として潜り込んで
国家権力と結びついたボスを倒そうっていうお話の前編っていうことで
鉱夫に潜り込んでから行動を起こすまでと主人公ロッキーの人となりが10歳の時に亡くなった母によって形成されたんだって言う過去回想を随所に挟んで展開されるわけですが
 
まそこはインド映画ですから主人公の強さは人並み外れたものでして、我慢に我慢を重ねて最後の最後に我慢の緒が切れて・・・ちゅうのは二時代前の東映任侠映画のプロットに通じるものがあったように感じたのは、多分私だけだろうな
そしての目的完遂で第一章は終わる
見終わって調べたら第二章の方がさらに長くてアクション映画としても面白いみたいなので続けて見ることに・・・
 
2018年製作、インド映画(日本公開作品)
プラシャーント・ニール脚本・監督作品
出演:ヤシュ、シュリニーディ・シェティ、ラマチャンドラ・ラジュ、アナント・ナグ
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Miss.スパイ

2023-10-04 20:08:10 | アジア映画
まぁその前から中国時代劇作品で脇役として時代劇アクションを見せてきていたシュー・トントンさん「Miss.デンジャラス 」と言う作品でついに主演を務め、その時から配給会社のアット エンタテインメントさんが彼女の作品に“SNSフォロワー1200万人”という惹句をつけて「Miss.リベンジ 」、「Miss.アサシン」とリリースされている。勿論シリーズものではなく、原題も全く異なるが、日本で売り出すにあたって「Miss〜」という邦題にしたのだろう。
更に、同じ会社でありながら「 ザ・スパイ エージェント・ウルトラ 」という邦題の作品になり、私みたいなガーリーアクション好きな男どもの視線を釘付けにしてきたものの
ついには彼女が完全に脇役ってもほんのちょい役だった時代の作品である「SNIPER/スナイパー キング&クイーン」という作品まで発掘してきて、ウリはシュー・トントンちゅう詐欺作品
 
再び今作では「Miss.〜」シリーズ復活ってことで10月リリースのDVD第一作にふさわしいと、この作品をチョイスさせてもらいました。
前作「SNIPER/スナイパー キング&クイーン」では完全に騙されたものの今作は完全ヒロインでアクションも満足でしたが日本人にはちょっとって言うようなところの作品となっていまして
 
姉のジャーメイと女学生のジャーイン姉妹。ある日、ジャーインの目前でジャーメイが殺される。実はジャーメイは女だけの秘密組織“ファントム”のスパイだったのだ。世にはびこる悪を抹殺するためファントムの一員となった姉の仇である中国軍軍閥トップのマー・シージエへの復讐のためにジャーインは一年間も“ファントム”で修行を積んできた
その修行の中で何人かのメンバーが死にジャーイン他4人が生き残って”ファントム“の新メンバーとして任務についたのだった
まず最初の任務は日本軍人を籠絡しあるメンバー表を盗むことだったが、園任務の過程でマーシーを見つけたのではジャーインは我を忘れて・・・
 
実はこの組織の女ボスは日本人の軍閥の中国での落としだねであって父親の軍閥に認めてもらうために必要な中国皇帝の印を探し出すのが目的でそれにジャーインたちは使われていただけで
最終的にジャーイン以外はみんな死に
さらにその任務の過程でマーシーへの復讐も果たせたジャーインはむかしの恋人と共に”ファントム“の女ボスの日本人になるって言う野望をも食い止めるのだった
ってことでシュー・トントンさんのポン刀アクションもあるでよ
 
人面の表皮をかぶって二人で一役でマーシーに近付いたり
一人で何十人と言う兵士をあるときは拳銃一丁で、またある時は銃剣二丁で滅多めたに殺しまくるシュー・トントンがカッケー作品
前作のフラストレーションをかんぜんに払拭してくれてる作品でした
いや満足満足の一本でした。
 
2022年製作、中国映画(日本未公開作品)
ジェフリー・シュー監督作品
出演:シュー・トントン、グゥー・ティエン、 ヘイ・ズー、 スン・ツォン、 フゥー・リン、  ヂィン・メイリン
コメント (2)

アンダーワールド 黄金の都

2023-10-03 20:08:35 | アジア映画
先に見た「ジュラシック・ランド 最強の者たち」と9月22日に同日リリースされた、これまたCGとVFX満載で作られたインディ・ジョーンズの中国版亜流作品
海鮮を輸入禁止にしてる中国に対して対抗手段としてもいいような雰囲気で大量に輸入される中国映画
制裁対象にしたらレンタル業界が壊滅してしまうんだろうなって言う言う勢いで輸入されてきてますよねぇ
月末のこの時期に同日リリースが中国映画だもんねぇ
まぁ面白ければそれはそれでいいんですがね、
 
人間の持つ最大のエゴである"不死"野ための神珠を得ようとする金持ちに雇われ
かつて父が探した地下都市の"黄金城"に神珠を探しに行けと彼女を人質にされた冒険家のツォン、なんとミイラが現れて
ってそもこのにっていうか映画の掴みとして巨大蜘蛛とその中のおっさんをやっつけていた時のミイラ男再登場
その包帯の中から出てきたのは自分を捨てて冒険の旅に出てそのまま消息をたってしまった20年前のツォンの父親フィが失踪当時の年齢のまま登場してきて
まさかのタメの父親と恋人リサの三人での神珠探しの珍道中のお話
 
いくら父親だって言われても年がタメっていうのはねぇ
ってことでこの親子の掛け合い漫才で進行していく冒険活劇
インディ・ジョーンズって言うけど宮殿に秘密の仕掛けはない代わりにまたまたま出てくる巨大蜘蛛とか巨大人喰い植物やエイリアンまでの襲撃を回避しながらお話が展開されます
笑いを交えながら描くタメ親子の絆を中心に・・・
 
中国映画ですから歴史的に王国の地下宮殿っていうのは楼蘭王国やチャンパ王国の物だったりでそれなりに説得力もあったりするからやっぱ映画って面白いんだよね
歴史を縦横無尽に変えても誰も文句も言わないし
ってことで、地下宮殿の造形のVFXもしっかりと見応えのある作品でした
ワイヤーアクション満載のアクションも中国アクションのお家芸ですし
 
冒険活劇ということで銃撃戦があったりとバリエーションが豊富です地下宮殿に至るまでの珍道中も映画的なピンチの連続でトラップはないものの怪物で見せ場を作っている作品だった
本当ここきて中国のVFXの技術はもう完全に世界水準を超えていますよね
 
2022年製作、中国映画(日本未公開作品)
ダイ・イーリン監督作品
出演:リュウ・リンチェンチェン・メンチー、サーシャ、ニング・シャオファ、ゾウ・ジエ
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ジュラシック・ランド 最強の者たち

2023-09-29 05:05:31 | アジア映画
9月22日リリースの中国産恐竜映画
中国では巨大蛇とか恐竜さんがたくさんでて来る作品を
お得意のCGとVFXを多用してT -REXとかティラノザウルスとかの映画を大量生産してるウチの一本なんでしょうが
この作品出てくるは出てくるは恐竜に翼竜が大挙して出演してくるんですが
何せ分の尺に大量に恐竜さんたちを出しまくるんで
 
ただただ人間どもが恐竜に向かって銃を撃ちまくってるだけの映画と成り果てて
この島に何でこんなに恐竜がいるのかので理由とか
傭兵たちが散々恐竜を撃ち殺しまくるんだけど彼らを派遣したその大元がどんな組織だとか
彼らと遭遇してこのこの島に来る前にパトロールしていた主人公になるのかなあ
アン・ドンとルー・ユは傭兵ヘリに向かって所属とか目的を問いただしていたしパトロールって言っていてアン・ドンは制服着てるけど
傭兵たちに誰何できるって言う根拠も不明だし海難救助するけどどんな権力機構なのかも全く語られない
 
さらにこの島では一年前にルー・ユので父親が上陸していてそのまんま帰国してこないしで
島に父親求めてって渡に船のルー・ユは普通に私服でしたし
ようわからん映画
唯一わかるのはルー・ユを演じてる女優さんが造り乳かは不明ですがかなり巨乳だって言うことくらいかなぁ
 
全て何もわからないまま傭兵さんも一年この島にいたルー・ユの父親の先遣部隊の生き残りたちとか
この島をなぜ爆破して沈めるのかは恐竜を生かしておけないからっていうのはわかるけど
なぜ近衛島だけに恐竜がいるのかの説明がないまま
結局は島も爆破できずに恐竜に対して近代銃器を無茶苦茶撃ちまくって恐竜をめったやたらと殺すのだけを見せられた作品だった
 
2022年製作、中国映画(日本未公開作品)
ニエ・シエファン脚本・監督作品
出演:ヤン・シァンイェ、スー・リンリン、ジェン・イエ
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バレット・シティ 狂弾の絆

2023-09-21 05:05:54 | アジア映画
一応中国映画の棚にあったのと邦題の「バレット・シティ」って事と絵面から
ガンアクション映画だと判断したのは完全に当たり
でもオープニングで配給会社の竹書房のロゴを見たときには、完全に外したなぁ
ってがっかりはしたものの
端緒の銀行強盗の下から画面にタイムロゴ出てきてちょっと緊張感を煽ってくれたと思ったら
 
なんとまぁ情け容赦のない強盗団で言葉としての表現は悪いですが
この強盗団本当に人非人
殺しも厭わずに滅多やたらと人の命を弄ぶ輩だった
って事でこの強盗団と彼らが存在する一地方都市の浜海市の警察との450日だかの攻防戦を銃弾の嵐と肉弾戦で描き通した85分の中国国内用配信映画
実に面白いと言うか拾い物の作品で竹書房さん久々のヒットでしたねぇ
 
まぁ中国に香港が返される前に香港で大量生産されていたアクション映画をこの令和の時代に中国で蘇らせたって言うような本当に頭空っぽにしてモニターに釘付けされる作品
警察は強盗団の頭領の頭の良さに完全にっていうかホント最後まで翻弄され尽くす映画
そこは映画ですから見てるこっちは強盗団に勝って欲しくなる程の魅力的な人物として描かれてるんですが
やっぱ正義が最後は勝つように物語は作られており
 
警察は警察で順繰りに警察官としてのお仕事を教えられて成長していく姿を見せてくれるし
悪党は悪党なりの家族愛と友情を強い絆で結ばれてる姿をこの映画の中でしっかりと見せつけてくれており
単なるアクション犯罪映画だけで終わってないとこは脚本のよさでしょうねぇ
 
一応エンドクレジットではいつものようにメイキング映像が流れるんですが
これまた役者さんが己の肉体を酷使してワイヤー使わない肉体だけで実に痛そうでしたねぇ
ここいらも香港映画へのオマージュだったんでしょうね
いや、実に楽しい作品でありました。
 
2022年製作、中国映画(日本未公開作品)
ジアン・シアオトン共同脚本・監督作品
出演:コリン・チョウ、ジャオ・ダー、サミュエル・パン、シアオ・ハン
 
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Mr.&Mrs.ボディガード

2023-09-14 05:05:53 | アジア映画
発売元が@エンターテインメントなので「Mr.コップ&Ms.スパイ」や「Mr.&Ms.ストレンジ」に合わせてきたような、そしてジャケットはどう見たってブラピとアンジェリーナ・ジョリー共演の大ヒット作「Mr&Mrs.スミス」にあやかった感が否めないって邦題もですけども
でもこちらの作品は夫婦が活躍するわけではなく、奥さんつまりMrs.が捕まったためにひたすら夫Mr.が救出のためにアクションを繰り広げていく中国映画なんですが
 
ジャケットにあるような銃はMrs.は持たないし、mr.は一応銃は持つけど警棒一本と相手から渡されたポン刀とプロテクターキックボクサーに対してダンベルは使用しますが
律儀に後は素手だけで決して相手を殺さない作品
Mrs.は一瞬クルマ運転してのカーアクション以外はコレまた捕まって縛られたままっていう作品に
なぜか一瞬「24」のタイムカウントが挿入されたりするという監督さんの他作品へのオマージュが入ったりするんだけど
何せ尺が71分しかない
 
コレもネット上の知識なんですが、中国映画で70分代の尺の作品は中国から国内での配信専門の映画だっていうことらしく
劇場にかからない国内配信専門の映画らしい
通りで中国映画が沢山日本に入ってくるわけですよね
 
まぁそれはおいといて中国のアクション作品ですからワイヤーにCGとのアクションですからねぇ
綺麗なお姉さんたちが敵味方両方に出てきてコレもアクション見せてはくれてますが
ほとんど主役のおっさん一人でのアクション映画と言っても過言ではないんですが
何故かこの作品ラスボスが黒幕として途中でその正体を表すものの
全編クライマックスっていうことなんでしょうか
最後にラスボス殿決着何つかないまま
何と台詞で警察に逮捕されたって言うだけでエンディングなんですよね
この尻切れトンボ感はなんとかして欲しかったなぁ
後ほんと一人も殺してないって言うのもねぇ拳でノシ他だけなんbだよねポン刀での一騎討ちも結局は蹴りと腕力だったしなぁ
 
まぁとりあえず殴り合いの好きな人にはもって来いの作品ですが
この後中途半端感が私には・・・
 
2021年製作、中国映画(日本未公開作品)
ピングアン・チャン監督作品
出演:ルオ・リクン、レイナ・ワン、グオ・リシン、シュアンイ・ツァイ
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ウルフパック/狼群

2023-09-08 05:05:09 | アジア映画
新宿のミニシアター、シネマカリテの恒例企画興行<カリコレ2023>で上映された中国映画
まぁ輸入配給会社がインド映画の「バーフバリ」前後編や「RRR」でお馴染みのTWINさんが中国から輸入した作品ですから
そうやっぱそれなりに見られる作品ではありましたねぇ
アジア映画の配給会社TWINさんはそれなりの地位を得たようですね
これからは安心してTWINさんの作品は見ていこうと思っております。

中国でも軍事会社があるようですね
いわゆる共産党空陸海宇宙の4軍の正規軍の他にこう言った軍事会社もあるってことがわかって
多分に正規軍の他に台湾有事の場合はこう言った軍事会社が活躍してくるんだろうなぁ
機動力と近代兵器を駆使して積極的に日本列島の米軍基地とかに攻め込んだくるんだろうな
って思わされた作品
中国国家の要請でこの映画でも軍隊が出動したら世界規模の戦争にならないように
軍事会社のチームは深く仮想敵国に潜入して軍事行動を完遂して中国国家に傷を与えずに目的達成することを目標としてるためと
正規軍の軍事行動ではないいわゆる非正規軍事行動であるために
彼らの行動が成功しても
映画自体は大大的にプロパガンダになってなかったよねと、ここだけがこの映画の特徴でしたが
中国の強さを誇示してることには間違いない作品

カンフー映画でお馴染みのこの軍事会社のチーム部隊背嵬軍のチームリーダーにはマックス・チャン
彼のキビキビした軍人演技にはカンフー映画同様アクションには感心させられるが
これだけカンフー演技を殺して銃器のみの演技もいけるんですね
っていうかW主演の青年医師を演じていたアーリフ・リー
難民キャンプでの医療行為から背嵬軍に何と拉致されてそのまんま部隊員になっちゃうという
そしてだんだんわかってくるのはこの軍事会社を作ったのがアーリフ・リーの父親がマックス・チャンと作った軍事会社だった

そしてもうこの先は医療行為なしでメスを銃に持ち替えての優秀戦闘員っていうとんでも映画でしたが
クライマックスでは仮想敵国がガス配管による爆破で中国を壊滅させようとするのを防ぐお話だったのね
戦闘場面での中国映画らしい激闘の銃撃戦を見てるうちに105分の尺があっという間に過ぎちゃう娯楽映画ですから
戦闘映画好きにはそれなりに楽しめた作品でしたが
あの蚊みたいなドローンがバラ撒かれるクラスター兵器はなんだったんだろう?

2022年製作、中国映画(日本公開作品)
マイケル・チャン監督作品
出演:マックス・チャン、アーリフ・リー、ジャン・ルクシア
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ロレッタ・リーの ハード・ロリータ 禁断の果実

2023-09-05 20:08:41 | アジア映画
 9月1日再販リリースされた香港Ⅲ級片の三本目は
香港アイドルロレッタ・リーが脱いだそれもヘアヌードだって喧伝されて未公開のまま話題になって
人々はこぞって香港土産にこのVHSやまだDVDとかない時代に何故か香港ではVCDっていうのが流行してて
先に見た二本の映画も実は個人的にはVCDで見ていた記憶はあるものの
内容的には完全に忘れ去っており
今回いい機会というのと9月のレンタル初日が6日って言う隙間を埋めるのには役立ってもらいました
 
もうオープニングからロレッタ・リーのシャワーシーンで
お顔からカマラが下へとパンダウンしてゆき
ヘア部分でパンが止まるってことで、ここだけなんですよ実は彼女のヘアヌードは
でもカメラが切れ目なくパンダウンして行ってるので本人の体に間違いなく
ボディダブルではないことだけはわかりますが
エンディングでもう一回このシーンの使い回しがあるだけで
劇中全裸でのファックシーンではヘアはまるっきり見えてませーん
でもおっぱいはふんだんに・・・・
 
超お金持ちの家庭で何不自由なく育った16歳のお嬢様チェンは、夏のバカンスを友人と過ごそうとするが彼氏とイチャイチャで彼氏に航空券を渡しセックスライフを楽しみにと
ボーイフレンドので家に行くと何と彼氏は浮気の真っ最中
そこで独り南の島へ旅に出た。そこで二人組の男たちにレイプされかかり危ないところを危うく逃げ出したチェンは、ヒッピーと交流したのち
若い脚本家のワイと出会いたちまち二人は恋におち、甘い官能の世界が始まった。
しかしこの二人いろんなことが起こりすれ違いをコメディタッチに描いた作品
 
香港ではロレッタ人気で同工異曲の作品がこののち三本もう作られたり
中国古典のエロ文学作品ではスー・チーと裸競演したりとロレッタ・リーの第二次ブームの先駆けとなった作品で2019年にはようやっと香港ではBlu-rayが発売されたようですね
 
切り口の違う記事はコチラ
 
1993年製作、香港映画(日本未公開作品)
ロマン・チャン共同脚本・監督作品
出演:ロレッタ・リー、トム・ブーン、シン・フイウォン、トミー・ウォン、ファン・チョンエン、ホアン・クアン・リャン
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香港異人娼婦館

2023-09-04 20:08:36 | アジア映画
9月1日にDVDが再販された香港Ⅲ級片三枚の2枚目は
この90年代の香港Ⅲ級片に日本のAV女優さんが主演級で出演されていた時代
この映画も香港のⅢ級女優陳寶蓮さんと村上麗奈さんとのW主演映画ですね
 
チェン・ポーリン(陳寶蓮)は本土出身の娼婦村上麗奈と共に娼婦として最低限の生活を送っており
本土には恋人の体育館教師と別れて香港で別の男性と結婚していたが借金のかたに売り飛ばされるという悲痛な過去を持っていた
娼婦であることを隠しながら体育教師と文通を行っているが、カモにしたはずの男から報復を受け、遣手ババァと共に悲惨な目に遭っていた。
 
宝石店が火の車となっている経営を立て直すため、保険金目当ての狂言強盗を計画し強盗役に足のつかない本土の中国人を使うことにして、3人の男たちが大陸から密入国してきたが、その中には陳寶蓮にどうしても会いたくなり強盗とは知らずに体育教師が香港に密入国してきた
狂言ですから簡単に宝石を奪って逃げるだけの話だったが、ふとした弾みで外人観光客を射殺してしまい顔写真も撮られたため、事件は大ごとに発展
 
口封じのために宝石店主は強盗役となった男たちの殺害を命じ、いのちからがら逃げ延びた体育教師は陳寶蓮に助けを求めるも、そこで彼女が娼婦だという事実を突き付けられる事となる。
だが、これは悲劇のほんの始まりで・・・

陳寶蓮、村上麗奈は単なる小市民でしかありませんし、体育教師もまた名もなく貧しい小市民の為に頼る人間も金もなく
事態は雪だるま式に悪化していく様を映画はおっぱい(陳寶蓮はヘアヌードを見せてくれておりません)とヘアヌードとアクション満載で見せてくれまして。
話の展開も速いし理屈抜きで映画を楽しめるように作ってるのは見事としか言いようがない
さらに主要登場人物のほとんどが劇中で死に絶えますが、その原因を作った悪の根源は健在のまま終わるわけで
この徹底したダークな展開は香港映画の真骨頂と言っていいだろ
 
けどあまりにヘアヌードのサービスが過ぎてある意味エロを完全に超越してしまってる作品でエロくもなんとも無くなって逆にアクションを楽しむ作品の添え物扱いなんですね

切り口の違う記事はコチラ
 
1992年製作、香港映画(日本未公開作品)
ウォン・ロンワイ監督作品
出演:チャン・ポーリン、村上麗奈、アレックス・フォン、ヨン・サイギッ、ビリー・チョー、ソフィア・クロフォード
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