goo blog サービス終了のお知らせ 

MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

ビビアン・スーの天使の戯れ

2024-01-31 20:08:19 | アジア映画
”ビビアン・スー裸の天使“シリーズ三部作の二作目ということですが
これは1995年当時ビビアンが出演して脱いでる作品を配給会社が勝手になんの繋がりもない三作品を集めてレンタルビデオで稼ぐために
”裸の天使“シリーズとして売ってきただけで
前作「ビビアン・スーの桃色天使」とのお話の繋がりはありませんし
 
こちらの作品はさらにビビアンはこの映画ではもはや出演してるっていうだけの完全なる脇役でしかなく、全くと言ってもいいほどプロットには絡んできません
っていうのも前作は一応青春映画っていうことでビビアンの裸は必然であったんですが
この作品はなんと香港マフィアのお話でしていわゆる銃撃戦が目玉のアクション映画に
ビビアン他数人がお色気要員として配されているだけの作品

こちらはもちろんビビアンの裸目当てでしたが全くのワンシーンだけの濡れ場
それもかなり暗い画面でして
配給会社さんから相当な肩透かし食らいましたねぇ
このパッケージ一体どこから持ってきたんだっていう完全なるパケ詐欺
 
ただ個人的にはいわゆるヤクザ映画は嫌いではありませんから一応は最後まで見させてもらいましたが
7、80年代の香港ノワールとも違うし、日本の仁義云々のヤクザ映画ともまた違った台湾のヤクザ映画を見させてもらい
おんなじ題材を扱っているのにそれぞれのお国柄ってあるんだっていうのを改めて・・・・
 
一応アクション映画としてはそれなりに見られましたが
まあ“ビビアン・スー裸の天使”三部作という括りに、ホント臆面もなくようしたなぁっていう映画でした。
 
一応参考までに
切り口の違う記事はコチラ
 
1994年製作、台湾映画(日本未公開作品)
チュー・イェンピン監督作品
出演:ビビアン・スー、レイ・ロイ、シン・ラッマン、
コメント

ビビアン・スーの桃色天使

2024-01-18 20:08:15 | アジア映画
先月ったら去年ですよね、ライツキューブからリリースされた年上の女の人に恋する童貞くんのお話「ママボーイ」と言う映画でそのアラフィーの妖艶さに・・・
魅了された方が多かったんでしょうか
ブラビってもバラエティから生まれたグループで一時日本でも活躍される前に
10代で本国の台湾映画でその姿態を惜しげもなくさらしていた時代に作られたビビアンの天使シリーズ三部作が
この1月にアメイジングDCから復刻リリースされまして
ビビアン懐かしやって言うことで購入しておいたものの初だしです
 
いや脱ぎっぷりの良さには感嘆させられましたが
映画としては“なんじゃこりゃ”って言う作品
ホントビビアンのおっぱいとおしりを見るだけのためにプロット二の次で作ってしまったって言うような作品ですが
そんな作品でもビビアンは主演ではないのね
主演はビビアンの幼なじみで父親の罪を被って服役したミャオウェイって言う青年のに恋焦がれているのがビブアン・スー演じるウィニー
ミャオウェイ馬pは、務所の看守たちに警棒でオカマ掘られる毎日
それに耐えるために姦られる時にイメージとしてウィニーを思い浮かべていた関係で
 
出所後にウィニーと結婚するものの、なんといざって言う時に務所での釜堀が脳裏をかすめて息子さんが言うこと聞いてくれない
他の女とはなんでもなくできるのにウィニーとだけはダメ
ってことで彼女の元を去っていくミャオウェイでしたが、ウィニーは彼を愛しており
 
そんな時にCMディレクターが女優探しに来て彼女を見染め
始め断るものの口説き落としてなんとか撮影
そしてディレクターはウィニーと結ばれるもののなんとウィニーはその時まで処女だったんですね
最初に男がいたからてっきりだと思ってましたが・・・
 
なんと初体験で身篭ってしまったウィニーは・・・
ってこう書いてるの虚しい作品でして主人公のミャオウェイもクズでしたがCMディレクターもクズ
男はクズにしか描かないものの、他人の子とわかっているものの最終的にウィニーのに元に帰るミャオウェイ
ようやっと結ばれる二人・・・
 
もうストーリーもなんもいらないただただビビアンの裸それも19歳のピチピチヌードを楽しめればあとはどうでもいいだろうって言う作品でしたねぇ
ホントビビアンに救われてる作品ということで
100分の尺はなげーよって言う作品
 
切り口の違う記事はコチラ
 
1994年製作、台湾映画(日本未公開作品)
チュー・イェヒン監督作品
出演:ビビアン・スー、フランコ・ジャン、グ・バオミン
コメント

ママボーイ

2024-01-02 20:08:36 | アジア映画
まさか新年早々二日も続けてこのような大事が起きるとは
まぁ民間旅客機の乗客が無事だったのは不幸中の幸だったかも
でも海保がねぇ
災害と大事故で始まった2024年(令和6年)の日本は大丈夫なのでしょうか

で本題、ライツキューブからリリースされた台湾映画
ってことでアラフィーのビビアン・スーさんが出演されてるってことでの視聴
いやどう言ったらいいんだろうか、実にいい映画を観させてもらったって言ういうのが第一印象だし
相変わらずビビアン美しすぎるだろう、なんせ10代のビビアンから見てるもんですけど美貌にさらになんだろう女の悲しみや喜びまでも全て美に変えてしまうビビアンが実に素晴らしい
 
そして一時代いや二時代前の映画を現代に蘇らせてくれたなぁ
そんな様々なことが見終わってグッと頭のなかで色々と・・・
 
要は30になる過保護な童貞クンがフーゾクの雇われ店長のビビアンに一目惚れしちゃって毎日通い詰めて
ってても指名したコとはなんもしないだけでのフーゾク通いの果てに
若き日に産んだ息子ともお金だけでつながっており、プレイボーイの夫とも分かれて一人暮らしの生活に疲れていたアラフィー女の心にこの童貞クンの純な気持ちがスっと入り込んで癒されるっていうだけで肉体関係もなんもなく
お互いの心が満たされて行く中で・・・
 
まぁここに私が書いた梗概にも“過保護な童貞クン”って言う表現でしたが
親離れしないっていうか、母親にある意味頼ってどこかの女の子ともデート一つしたことない青年であるし
実際には30になる息子の嫁探ししてるんだけども、それは世間的な建前だけで、過保護なって言うよりかは子離れできない母親って言った方が正解かもしれない
邦題はそんな親子関係をごく一般名詞でマザコンっていうような意味で「ママボーイ」ってしてるんでしょうね
 
そんな童貞クンがなんと自分くらいの歳の息子がいる女性に恋をしてしまい
女性に対して一歩進むこともできない彼がなんとまぁこれほどに積極的になれるのは
やっぱそこは男の性なんでしょうが
女は孤独な気持ちの捌け口であり安定でもあってある意味甘えた気持ちもあったのか
事実二人はドロドロにもならずに実に気持ちに余裕のある付き合い方をしてるだけなのに
 
この関係を知ってしまった童貞クンの母親が治まりつかずに警察に・・・
っても警察も実際裏金もらってるから動きませんが
合唱サークルでこの母親に恋してるのか好意を持ってる退職したての警察署長に泣き付いたら
警察が手入れを・・・ってどこの国の警察もですなぁ
ビビアンの息子も闇酒の商売しててそれに行き詰まったりと周りが二人の関係をほっとくはずもなく
 
ある意味ラブストーリーではあるんですが
肉体関係もなくただただ心で繋がっている二人をカメラは台北の美しい夜景を心象風景として画面に同化させていたような
なんと悲恋ではあるものの見終わってほっこりさせられる映画だった
 
2023年製作、台湾映画(日本公開作品)
アーヴィン・チェン共同脚本・監督作品
出演:クー・チェンドン、ビビアン・スー、ユー・ズーユー、ファン・シャオシュン、チュウ・ルーハオ、デビー・ヤオ、フィル・ホウ、ジョアン・ミシンガム、シャロン・クヮン、ホァン・シンヤオ、チェン・ユーチー
コメント

ディープ・シー・ミュータント

2023-12-13 05:05:00 | アジア映画
最近多くなってきた中国産のモンスターパニック映画です。
中国からのこう言う映画って巷間言われてるのは配信専用作品のために尺が90分以下で抑えられてるので
気楽に時間潰しに見られるところと
配信であれ中国映画界はCGとVFX に手を抜いておらず
 
今回海底モンスターみたいな邦題がついていますが、メインのモンスターはでっかいベビが二匹
そのうち一匹は改良型でほとんどその容姿は龍みたいですが空は舞いません
 あとは巨大蜘蛛に
 無数のでっかいうつぼが血に反応して内臓伸ばして人を喰います食います。
 
どこかの絶海の無人島に大企業の社長さんが自分の難病研究のためにベビのDNA研究施設を作るものの
こんな怪物が生まれてそれが暴れ出して研究施設を壊滅させてしまうもんだから社長さんだけはヘリで逃げてしまう
 
海洋を進む大型クルーズ船
なんとこの巨大ベビと無数の蛇に襲われて、辛うじて生き残った人々はなんとこの無人島に流れ着くものの
まずは海岸でうつぼに襲われ
内陸では巨大蜘蛛に襲われる
何人か失ってついに研究施設にたどり着いたのものの
今度はクルーズ船での巨大ベビが再び・・・
 
いつも通りの安心安定の中国映画で連続して襲ってくるモンスターに人が無残に死んでいくとこが中国産らしくて潔いいですね
蛇のCGの造形もさすがは配信作品でも予算が潤沢な中国映画だけあって見応えありますし
もう最初っから惜しみなく登場させてくれています
 
 そして今回もご多分に漏れず大企業が悪役ですが件の社長さんは捕まったって最後にテロップだけでの処理でしたねぇ
っていうか気になったのは邦題、確かに通常サイズのベビたちもでかい蛇も懐中泳ぐんですが、一体どこが“ディープシー”だったんだろ?
 
ちょっと違う意味での切り口の違う記事はコチラ
 
2022年製作、中国映画(日本未公開作品)
ウーヤン監督作品
出演:ザオ・イーシン、リー・ジャーイー、エミール、ジャン・イェンシー、リー・チーホン
コメント

PATHAAN/パターン

2023-11-19 05:05:17 | アジア映画
ここ最近のインド映画は面白い
基本インドのはスパイとパキスタンから依頼されたテロリストの天然痘の新株テロを阻止する攻防戦にすぎないんだけど
たったそれだけの基本プロットの映画をわざわざ世界各地にロケしたりして146分およそ2時間半の長尺アクション巨編に化けさして飽きさせないとこがすごい
ここんとこちゃんとボリウッドダンスや劇中での歌唱っていうのもしっかり入れ込んでは来るんですが
歌唱はプロットに組み込んでいるものの
ダンスはなんとエンドクレジットに組み入れてコレまた集団でのボリウッドダンスを目一杯見せてくれる
 
オープニングパキスタンの将軍が医師から癌では余命三年の宣告を受けたときに
ちょうどインドがパキスタン国境にある州の自治権を無効化したことを知った将軍は自分の命ある限りとある男に秘密指令を命じる。
そして3年後の2021年ドバイ訪問中のインド大統領が未知の集団Xに命を狙われいるという情報を掴んだインド政府は、インド諜報機関(RAW)のキャリア30年のエージェント、パターンに大統領警護の任務に就かせるものの、大統領暗殺計画はおとりで、テロリストの本当の目的は同じくドバイにいたインド人科学者の誘拐だった。その計画に気が付いたパターンは科学者を救おうとするが失敗、もう一歩の所で取り逃がしてしまう
 
そこからテロリストのジムという頭目の男とパターンとの攻防戦が世界中を舞台に行われていく中でヒロイン的存在のテロリストルバイも絡んでのスピーディな活劇が繰り広げられていくわけだけど
最近のインド映画はある意味ハリウッド顔負けの超ド派手アクションてんこ盛りのシーンの連続で見る者を飽きさせない
さすが国内映画鑑賞人口の多いインドですから生半可なアクションじゃもうお客さんも呼べないから 50すぎた主役のおっさん自体筋肉モリモリ腹筋6パックの肉体で生アクションを見せつけてくれてるだけでなく
歌唱にダンスって言うとこまで披露してのサービス満点ってことでインド映画俳優は歌って踊れないと主役も晴れない
まぁワイヤーは使ってるだろうシーは散見できますがノースタントであることがインド映画強みなんでしょうね
 
正直ストーリーに関しては、最初に書いたようにほぼ単純明快の内容なのでそれに尾鰭をいっぱいつけて長尺にして目一杯映画を超一流の娯楽作品にしたてあげるのが上手なインド映画でした
映画としての娯楽の要素である笑いあり、感動あり、ラブロマンスありな上に次から次へと目まぐるしく展開が変わるため最後まで飽きさせないとこがすごい
そんだけインド人の映画に対する目が肥えてきてるってことですから
今後のこう言ったインド映画からは目が離せない
因みにこの作品も輸入配給はTWINさん
インドとはふといパイプを持ってるようですね
 
2023年製作、インド映画(日本公開作)
シッダールト・アーナンド監督作品
出演:シャー・ルク・カーン、ディーピカー・パードゥコーン、ジョン・エイブラハム、ディンプル・カパーディヤー、サルマーン・カーン
コメント

セールス・ガールの考現学

2023-11-11 05:05:03 | アジア映画
これは珍しいモンゴル映画なんですが、個人的にこのDVDで映画が世界各国から輸入されてきてる時代。過去にもここのブログでは現代のモンゴルでFBI捜査官が大暴れする刑事ものの「リーサル・コネクション」というアクション映画を見、さらにモンゴルって言ったらジンギスハン、その血を引いた女戦士クトゥルンの歴史時代劇「女戦士クトゥルン モンゴル帝国の美しき末裔」を見てきて、ここのブログにもアップしておりますがいづれも日本未公開のDVDスルーの作品でしたが
今作はメジャー劇場にはかからないものの<アジア国際映画祭>で主演のバヤルツェツェグ・バヤルジャルガルが女優賞を受賞したことから、各地のミニシアターや地方公会堂で口コミによって公開されたモンゴル映画って言うことになりますねぇ
 
邦題からしてちょっとな感じがしますがモンゴル語での原題は「KHUDALDAGCH OHIN」ロシア後に近いのかなぁ
英題はまんま「THE SALES GIRL」邦題の“考現学”はついておりません
地味な女子大生サロールがひょんなことからセックスショップの店員となり、そこのオーナーとの交流の中で自我に目覚めていくという青春王道ストーリー

サロールは大学生で年齢的には大人だが体も小柄(脱いだらおっぱい結構おっきい)な童顔で幼く見えて肉体とのギャップがカワイイ女の子
大学の同級生が漫画みたいにバナナの皮で滑って骨折したための彼女の骨折が治るまで代理のアルバイトを頼まれる
サロールとしては見るもの聞くもの初めてのセックスショップだが店員ならなんとかできるお仕事だが
その仕事にはアダルトグッズのお届けというお仕事のほかオーナーに1日の売り上げを毎日届けるという付帯仕事が伴っていた
 
アダルトグッズのお届けはラブホの現場であったり個人の家だったりするモンだからウブだった彼女もそれなりに耳学問がついたり
小柄な女の子ってことで危険な目にあったりするもののなんとか切り抜けてバイトしてる有様でしたが

毎日売り上げを届けるショップオーナーのカティアはリッチな有閑マダムで、性の観点から偉人の本質を見抜いてしまうような女性で
1発でサロールの処女までも見抜いてしまうもののサロールとのコミュニケーションを測ってなにかとプライベートで可愛がってくれてくれる
カティアとの交流でサロールはカティアの浮世離れした生活感が羨ましくもあり、自身の日常とのギャップも感じるようになって行き
さらにサロールは毎日来店する客たちの子生態から性への興味が沸き自らおもちゃを試したり、いちばん面白いのは倦怠感からからセックスレスの子両親にバイアグラを二人に飲ませてみたり
男友達の子オスイヌにこれまたバイアグラを飲ませたら飼い主の元を離れて野良犬のケツ遠追っかけまわしていたりで
自らもバイアグラとディドルでオナって見ようとするものの・・・
 
そこで男友達を家に誘い込んで全裸でベッドに誘うものの上手くいかない。
性の目覚めと共にカティアとの交流の中で親に勧められて原子工学の学部に在籍していたものの本当に自分がやりたいことを自覚し、学校を美術学校に変えて絵画の勉強を始める・・・

とにかくヒロインの女優さんが地味な感じから、最後には自由を得て垢ぬけた感じを上手に演じて実に可愛いらしかったしまぁ見せるものも上手にあんま見せないもののなんとスッポンポンの全裸にまで・・・
一応おっぱいの先っぽは見せてくれているもののモンゴルでは映画でのハダカはOKなようですね
ってそれだけ知らないモンゴル映画
モンゴルの青春映画の一本として一人の女の子の成長のお話としていい映画を見せてもらった気がする。
 
2021年製作、モンゴル映画(日本では<アジア国際映画祭>および劇場公開作品)
センゲドルジ・ジャンチブドルジ脚本・製作・監督作品
出演:バヤルツェツェグ・バヤルジャルガル、エンフトール・オィドブジャムツ、サラントヤー・ダーガンバト、バサルラグチャー、バヤルマー・フセルバータル、ガンバヤル・ガントグトフ、ツェルムーン・オドゲレル
コメント

バトルワールド

2023-11-08 05:05:07 | アジア映画
いや知らなかった、私はジャケット借りですから
この絵面から西洋の作品だと思っていたら
いきなり製作会社が冒頭に羅列される各会社のロゴがなんと中国漢字
という事で、これも最近輸入が多くなった中国映画
さらに映画尺が105分ってことで、これも風聞でしかないんだけど80分前後の尺の映画のほとんどが中国国内用の配信専用の映画だって聞いてるから
この作品は配信用映画ではないんだろうな
 
地球が宇宙人たちに水資源を求めて攻撃されて
その尖兵としてヘルハウンドと言う、地球人からして犬って呼ばれてる軍隊ロボットによって地球連合軍が壊滅されて
今では5、600万の中国軍だけが地球に生き残ってるだけで・・・
 
オープニングの掴みの戦闘ロボットのヘルハウンドと人間たちとの戦闘シーンがすごいスペキュタクラーで
いきなり映画世界に掴み取られる
中国の大作大金主義で作ってるから物量と人間量に火薬量が半端なく
人間共がなす術なくヘルハウンドに倒されていく
人間が使う武器がAI搭載のヘルバウンドに通用しないから
言葉は悪いんだけど人間兵士は面白いように戦死していくわけで
それに恐れをなした一人の中国兵がそこにある軍事車両に乗って戦地から逃亡をしていく・・・
 
軍を脱走し砂漠に逃れた件の兵士が
特殊部隊の隊長に見つけられて、かれらの特殊任務の道案内に半分脅されてついて行かざるを得なくなり
さらに途中で盗賊団に囲まれて彼らと戦闘が開始された時に彼等を有利に導いた
ヘルバウンドを一時的に麻痺させる技術を持つ特殊部隊技術班の生き残りドジ・パム少佐に助けられて
彼ら6人は将軍がしめしてる座標を目指していく
 
ここいらでわかりそうなもんだけど人に対しては有効な武器である兵器で何度もヘルバウンドには効かないって知りながらもヘルバウンドが現れると盲(差別用語ご容赦)撃ちするって言う繰り返しって
まぁ自動小銃を連射で撃ちまくる映像はそれなりのカタルシスがあるからねぇ
でも効かねぇのになぁ
軍人の悲しい性なんでしょうかねぇ射撃って
 
まぁ途中で拾った技術班の少佐がクリスタルで作ったヘルバウンドの動きを止める爆弾と
脱走兵が彼らと共にイヤイヤ戦ううちに軍人として目覚めていく様がこの作品のメインシノプシスで
そこは中国映画ですから中国軍人が地球を救うって言うある意味プロパガンダ的な作品でした。
いろんなとこでこの6人たちの格好いい映像が羅列されてプロパガンダをより濃いものにしていたのも事実の宇宙人の地球侵略防衛SF映画だった
 
火薬量と銃弾量が実に半端なくさらにヘルバウンドの大群とか中国映画界は今やハリウッドをも凌ぐ映画大国であるって言う誇示作品でもあったような
 
2022年製作、中国映画(日本未公開作品)
ホアン・ツァオシェン監督作品
出演:チョーニー・ツェリン、レン・ティエンイエ、リュウジュ・ジャン
コメント

南少林 拳法の覚醒

2023-11-06 05:05:23 | アジア映画
DVDの輸入配給会社であるアメイジングDCさんから3ヶ月に一本づつ
今年の5月に「南少林 詠春拳誕生」として、朝廷から討伐された南少林寺で生まれた詠春拳誕生と伝承の映画
その始祖と言われる至善を中心に直弟子五枚を中心にして朝廷の追及を逃れつつその詠春拳の拳法とその精神を伝えるべく
何と二作目が8月に「南少林 無双伝」としてリリースされて
五枚から詠春拳を指導された厳永春たちの朝廷との戦いを経て
 
五枚の死後を描いた今作品、厳永春を主人公にして永春の想い人である薬屋の息子と永春の姉弟子である蘇三娘への思いを募らせる薬屋の主人とのW恋心を中心にして描いた作品
この薬屋の主人の幼なじみで上昇志向の強いやつが八卦拳の道場主として現れてから
その道場主の娘は男に化けた永春に好意を抱き
二人の父親は息子と娘をそわせる約束を交わし
永春は薬屋の息子への恋心忘れずに・・・
さらに薬屋の主人も蘇三娘への片思いまで入れ込んだ恋模様の駆け引きを描いたカンフー映画としては拍子抜けする最終章だった気がする
 
詠春拳誕生秘話の三部作の最終作は拳法っていうか一応はカンフーアクションをちょっと入れ込んではいるものの
ビラン的な人物がおらず朝廷の殺し屋の六合拳の達人も蘇三娘とのやり取りで負けを認めて去っていくと言う潔さ
 
そして蘇三娘による詠春拳の極意とは仏法から学んだ人間の営みから生まれる苦しみでありその根本は
生老病死、愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦
であるって高らかに宣言させて厳永春の婚礼で三部作の幕を閉じる
 
まぁ三部作が飛び飛びではあるものの一部は至善、二部は五枚そして三部の最終章では厳永春と主役を変えて続けてきたんですね
中国から輸入した映画にしては三部作配給会社も変わらずちゃんとしたスパンでレンタルリリースされてほんとうによかった
 
2022製作、中国映画(日本未公開作品)
ファン・シウミン監督作品
出演:シュー・チアンタオ、チェン・イーリン、リー・メイフェイ、クイ ・ユイ
コメント

デンジャラス・レディ

2023-10-29 05:05:57 | アジア映画
もうこのジャケットでしたら私の大好物ガーリーアクション映画に間違いはないでしょうということですが
円盤プレイヤーに入れたら出てきたのは各映画会社のロゴに中国漢字が
ってことでここ最近実に多く輸入されてくるこれも中国映画でしたねぇ
中国映画でのガーリーアクションったらシュー・トントンさんだけではないようで
これからも注意していこうかな
いわゆる現代劇でのガールズガンアクション映画
どことなくガンアクションは「ジョン・ウィック」の接近戦の肉体ガンアクションの女性版みたいなアクションを見せてくれてます
そこは中国ですからカンフーアクションで手にはガンを持たせたような・・・
こう言った接近戦のガンアクションはそういえば「やまざきいちもん 日本統一」でのクライマックスでも見せてくれていたようにも思いましたが・・・

今作ではワンマンガーリー作品ではないのと
国家っていうか公的機関の諜報員ではなくて
一流情報科学技術企業の内部組織“特殊工作員チーム”として女三人で悪徳IT企業と戦うって言う映画
いわゆる私兵なんですね、で、主人公は過去にこの敵対IT企業に拉致監禁暴行を受けた過去があり
今作ではある意味敵討ち的な目的もあったようで、一応女三人で1チームとして戦うんですが
こちらにもきちんと犠牲者が出るって言う寸法で
さらに向こう側にも女工作員としてどこの国かはわかりませんが金髪の西洋顔のおばはんがボス的キャラでしたねぇ

プロット的には一応
悪徳IT企業アルファに専有された“蒼剣の盾”とコチラの科学者で拉致されたジョウ・モー奪還のため、敵地に乗り込む彼女たちの活躍を描いての69分って言う尺的には丁度いいって言うかちょっと短めな作品
ってもプロットはさほど大したことなくガールたちのアクションだけを見せる作品ですからある意味短くもあり丁度よくもって言うことなんでしょうかねぇ

尺的には中国国内配信用に作られた作品だと・・・


2022年製作、中国映画(日本未公開作品)
ダン・ルオリンアクション監督、リウ・バイン、ホウ・ソンソン脚本・監督作品
出演:リ・マァンマァン、チャン・ドン、グァン・アイニ、リ・ユエ、ワン・シー、チャン・シュアンリ、チェン・ウェイラン、フー・ビン、ジーナ
コメント

グアイウ 地下鉄の怪物

2023-10-27 05:05:56 | アジア映画
中国資本で作られたシンガポール映画
ちゅうことでダイアローグは中国語です
こう言った場合どっちの映画って言ったらいいのかなぁ
最初に言っておきますがこれは貶めての発言んでないんでご容赦を

地下鉄は完全無人化で運営されており列車の運行は運行管理はセンターで行われております
こう言ったシステムは日本から技術をもらったある国がさらに改良して勝手に世界に売りまくって利益を上げておる訳でして
無人化列車を司令室でAIが運行しているわけですが
いずれ日本でも人手不足からそうなると思います、自動車って言うがバスの運行よりもはやくね
 
っていうのは線路は固定されていますしその上の運行で絶対ポイント切り替えとかAIが行い、単線でない限り無人化は電車が先だって私ももう思っておりますが
その無人化に踏み切れず日本がそうしないのは不慮の車内事件が起きたときの対処だと・・・
ってことで東京メトロでは丸の内線だけがワンマンで運行されているものの
シンガポールでは無人走行なんですね
 
前置きが長くなっちゃいましたがそんな職員のいない無人地下鉄が営業運行中に司令室のモニターから消えてしまった
最初はそんな無人走行の車両の暴走から始まるこの映画
なんと過去に延伸工事中止になった廃線区間に突っ込んだいくというまずは不思議な現象
そこに突っ込まなければ爬虫類のお化けみたいな巨大なグアイウに乗客たちも襲われずに済んだんでしょうが
ってことで何故にこの車両が暴走したかってことは完全放置プレイで
映画はいきなり巨大爬虫類に襲われて
怪物映画になると言う二重構造なんだけど一方の秘密って言うか理由は説明されもしない
司令室でさえ原因もどこの廃線に紛れ混んだのかもわかんないのに娘助けたさに司令室にいた父親の部長さんが突然娘の目の前に現れたのにはびっくりした
おっさんなんで分かったんや
娘の犠牲になるのは親として当然だけどこのおっさん地下鉄社員としての義務を忘れていませんか
ちゃんと報告するのがおなえの仕事やろ列車の居場所を
 
ってことで主役は母親と子供に
最終的に母親が無手勝流の徒手空拳で蹴っ飛ばしてみたりとある意味互角に武器なくても戦えるようなって言うが
地下鉄の部長さんも親として娘を助けて自らの命を犠牲にって言う親の鑑みたいな人でした
この母親も子を助けるために自分に爬虫類の注意を向けさせ
そして爬虫類の子供たちを焼き殺すぞって脅すわけで
爬虫類も子供の親ですから子を想う気持ちは三者三様同じ難でしたねぇ
って言う映画だったんですね
そして飼い主を決して忘れないペットっていうことで、むやみやたらと飼えなくなったからってペットを捨てるのはやめましょうって
いろんな教訓入れ込みすぎやろ
 
爬虫類の造形もしっかりできていたしCGも中国資本ですからちゃんとしてたし
それなりによくできていましたが
基本は怪物映画。やっぱ人を食い殺すのが基本中の基本であると思うんですそこがちょっとものたりんかったかな
 
そしてラストあそこは死んでるんだか生きてるんだか最後の最後まで動かない怪物を写しててもしゃあないやろ
怪物映画の基本はちゃんと目を開けさせるかどこか動かしてか
そのまま死んだのなら、生きていた子供爬虫類の一匹を写すとかの定型を守らなくちゃねぇ
 
新宿のミニシアターシネマカリテ恒例企画興行<カリコレ2023>で上映された作品
 
2023年製作、シンガポール映画(日本公開作品)
J.D.チュア監督作品
出演:ジェセカ・リウ、ピーター・ユー、アンディ・チェン、パトリック・ペイシュー・リー
コメント (2)