育児休業支援、大手が手厚く

2007年03月29日 14時50分38秒 | ニュース
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070329AT1D2803H28032007.html

 大手企業が4月から育児で休みをとる社員への支援を強化する。ソニーが月5万円の手当を支給する制度を新設、自動車部品大手の曙ブレーキ工業は手当を積み増す。三井物産は男性社員が有給で最大8週間の育児休業を取得できるようにするなど、育児休暇の有給化の動きも広がる。休み中の収入減少を和らげることで社員が休暇をとりやすい環境を整える。政府の進める少子化対策を補完する動きともなる。

 ソニーの新制度は原則1歳以下の子供を持つ正社員(契約社員を含む)が対象で、二つの選択肢を用意した。長期間の育児休業をとる社員には月5万円を支給。長期間の休業は必要ないと判断する社員に対しては「育児休暇」の名目で20日間、有給での休暇を随時与える。妊娠期間中の女性社員が体調不良時に有給休暇を利用しやすくしたり、子供が1歳を超えていても看病を理由に有休を取りやすくする制度も始める。 (07:00)

マイクロソフトとアップル、家庭市場巡り争奪戦

2007年03月29日 14時49分28秒 | ニュース
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070329AT2M2901A29032007.html

 【シリコンバレー=村山恵一】米マイクロソフト(MS)は家庭用ゲーム機を使った動画配信サービスを強化すると発表した。一方、アップルは28日、自社製パソコンの拡販を狙い、MSの最新基本ソフト(OS)も利用可能にする特殊ソフトの無償配布を始めた。成長する家庭市場を巡り、30年来のライバルである両社の主導権争いが一気に本格化する。

 MSが発表したゲーム機の上位機種「Xbox360エリート」はハードディスクの記憶容量が現行機の6倍の120ギガ(ギガは10億)バイトで、画像表示機能も高めた。情報量の多い高画質の動画を蓄え、滑らかな映像を出せるようにした。昨年参入したXbox向けのテレビ番組や映画の配信サービスも拡充する。「エリート」は4月29日に479.99ドルで米国で売り出す。

 動画配信では2005年秋に始めたアップルが先行。テレビ番組350本、映画400本以上をそろえる。今月にはパソコンにためた動画をテレビに映し出すための新型装置「アップルTV」(ハードディスク容量は40ギガバイト、299ドル)の出荷を開始した。 (13:13)