http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20070321STXKD009421032007.html
日本将棋連盟は21日、プロ棋士の糸谷哲郎四段(18)=広島・広島学院高3年=が大阪大学文学部入試に合格したと発表した。同連盟によると、プロ棋士が国立大に進学するのは初めて。
国立大生がプロ棋士になった例はあり、2004年2月に当時東京大学法学部3年の片上大輔五段がプロとして認定される四段昇段を決めた。
糸谷四段は1988年、広島県生まれ。98年9月、森信雄六段門下で、6級で奨励会に入会。06年4月、プロ棋士(四段)となった。
学業と将棋の両立は難しいとみられていたが、豪快な力将棋でその不安を一掃。昨年10月には若手棋士で競う新人王戦で優勝した。終盤の寄せの鋭さは「西の怪物」と高く評価されている。
06年度に記録した14連勝は同年度の全棋士中最高の成績。将来の将棋界を支えるホープの1人と見込まれている。〔共同〕(16:01)
日本将棋連盟は21日、プロ棋士の糸谷哲郎四段(18)=広島・広島学院高3年=が大阪大学文学部入試に合格したと発表した。同連盟によると、プロ棋士が国立大に進学するのは初めて。
国立大生がプロ棋士になった例はあり、2004年2月に当時東京大学法学部3年の片上大輔五段がプロとして認定される四段昇段を決めた。
糸谷四段は1988年、広島県生まれ。98年9月、森信雄六段門下で、6級で奨励会に入会。06年4月、プロ棋士(四段)となった。
学業と将棋の両立は難しいとみられていたが、豪快な力将棋でその不安を一掃。昨年10月には若手棋士で競う新人王戦で優勝した。終盤の寄せの鋭さは「西の怪物」と高く評価されている。
06年度に記録した14連勝は同年度の全棋士中最高の成績。将来の将棋界を支えるホープの1人と見込まれている。〔共同〕(16:01)