私の夫は ほんとうによくお尻の空気砲を撃つ。
で、
<してやったり>な表情をする。
『デモノ・ハレモノところ構わず』の文句をタテに
己の尻の穴と私の鼻が至近距離にあっても 遠慮なく撃つ。
臭わない日もあれば 臭う日もある。
食べた物によってはとんでもない破壊力を伴うこともある。
ものすごくくさいと判っていても 絶対に我慢をしない。
我慢する・しないという次元ではないらしい。
『おならにはおならの意志があり とにかく体外に出て行こうとするのを
人間の力では止めることはできない』という。
そんな話は聞いたことが無い。
それが真実だとすれば
重要な会議中だろうが 人生を左右する面接中だろうが
プップカプップカ放屁音が響き渡るに違いない。
夫は接待中も商談中にも空気砲を撃っているのだろうか?
それで無事に真っ当なビジネスマンとして生き抜いているのだとすれば
感嘆すべきことだ。
ある意味、誇りに思っても良いかもしれない。
「おならの神様の言うことには逆らえへんのや…」と
嬉しそうに<ぶぶっ!>としました。