今週、私たちは競うように風呂敷残業に励んでいる。
月曜日と水曜日は私が、
火曜日と今日は「ま」さんが、
パソコン睨んでうんさかえんさか唸っている。
こういうときは 仲良く共倒れしないように
眠くなった人が先に寝るという暗黙のルールがある。
(私が勝手にそう思っているだけのことであるが・・・)
私は 「ま」さんが頑張ってようが 唸っていようが 気にせずに寝てしまうのであるが
「ま」さんはココロ根が優しいので
ナントカ私に付き合おうとする。
深夜の受験勉強に励む息子のために夜食を作る母親のように 私の世話を焼く。
『そろそろ寝なよ』と水を向けると
しぶしぶ寝室に向かうが
やはり気になるらしく ものかげから様子を窺ったりしている。
そして私はそういう場合は都合良くしつこい粘着体質に変貌なので
「ま」さんの努力と愛情を無駄にしてしまうことが往々にして、ある。
申し訳ないことである。
職場ではなく 自宅などで 残業に励むことです。
現実に風呂敷に包んで持ち帰ることは
たぶん稀だと思いますが。