櫂未知子さんの金曜俳句で兼題「夜の秋」「秋の夜」で俳句を求めています。
季語「秋の夜」は夜が段々と長くなり、静かな感じがある。外は、月が昇り、虫が 鳴いている。そのような夜には勉強などの様々な作業に集中でき る。
一人で黙々することが似合う夜みたいです。
そこで一句
灯り消し殺意生まれる秋の夜 夕金魚
秋の夜や廊下の先に深い闇 夕金魚
一人で黙々することなので、夕金魚風にするのは難しいです。
なんかモロ類想句です。
ちなみに殺意なんて物騒な言葉ですが、物騒な句ではないのですよ。
この句の前は「本閉じて殺意生じる秋の夜」です。
本を読み終えたらミステリー小説のネタ探しの気持ちの唄です。
廊下の先の深い闇も家の奥をみているのか、玄関を見ているかで感じが変わってきませんか。
次の一句
久しぶり 元気でしたか 秋の夜 夕金魚
これは「秋の夜」より「秋の暮」の方が良いみたいですけど、いずれが良いか季語が動きます。
もう少し考えてみます。