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俳句ポスト兼題「色鳥」

2024-08-24 | 日記
「渡り鳥」との詠み分けではなく「色鳥」で詠んでみます。
季語の説明は前回したので省略。

そこで一句
 
   色鳥や証の羽の色も褪せ
   色鳥の残せし羽の色薄れ  
 
   同じような句を今井つる女氏が詠んでいました。
   「色鳥が残してゆきし羽根一つ」と言う句です。
   残していった羽根の色が褪せてしまったというのと、羽根一つだけとで     
   は少し違うけど。

   ということで別句を
   
   色鳥に騙されようか今夜だけ
   色鳥が残していった青絵皿
   色鳥のひとつに嘘を教えられ
   色鳥は見た目ほどには嘘つけず
   色鳥は見た目と違って嘘は下手

   色鳥の「色」が「色町」の意味を込めてです。
   色鳥を色男にして詠んだいただけると分かりやすいかも。
   前回の兼題「色鳥」の特選句が

   色鳥来しずかなしずかな家族葬  だそうです。

   色鳥や長寿の葬は婚に似て  高橋悦男 
   という句もあります。
   もう少し考えます。

   

  
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