映画を見た後、用事のあった息子と合流して、渋谷スクランブルスクエアのCARVAAN TOKYO (カールヴァーン・トウキョウ) で夕食をいただきました。
以前訪れて気に入ったアラビア料理のお店ですが、中東料理の好きな息子と、機会があったら再訪したいと思っていました。
【過去記事】アラビア料理を楽しむ &青の洞窟 (2023-12-10)
レストラン街のある12階にちょっとした展望スペースがあります。渋谷スクランブルスクエアの屋上には SHIBUYA SKY という有料の展望台がありますが、12階の展望スペースからも眼下に渋谷のスクランブル交差点を見ることができます。
暮れなずむ渋谷の風景、なかなか絵になりますね。
さて、レストランではまずはクラフトビールで乾杯。こちらのお店では、中東風クラフトビールの種類が充実しています。
右はスペルト・ヴァイツェン。メソポタミアを源流とする古代小麦スペルトを使った柔らかい口当たりとバナナのようなフルーティな香りの小麦ビールです。
左はシーズナルビールの中から、パッション・ラガー。トロピカルな香りを持つモザイクホップと上品な苦味のテトナングホップにモルトの香味がパッションフルーツの味わいを引き立てる淡色のサマービールです。
私はクラフトビールではなく、手前のアラビアン・クラフト・コーラをいただきました。花蜜とデーツのやさしい甘さにオリジナルブレンドのスパイス香るクラフト・コーラです。上下二層を混ぜていただきます。
野菜好きの私は、ヴィーガンメニューの「茄子のカルヌヤルクと季節野菜のタジン」をいただきました。香味野菜とナッツ、杏で作る特製パティを茄子に詰めたトルコ料理カルヌヤルク。様々な食感の季節野菜を楽しむタジンです。
茄子の肉詰めのことを、カヌルヤヌクというのですね。特製パティはお豆に似ていると思いましたが、お肉を使わずとも風味豊かでボリュームがありました。
サ ーカシアン・チキン。サ ー カ シ ア からエ ジ プトへ 伝 わっ た 、香 ば し い 胡 桃 の ソー スとグリルした鶏肉のタジン。サーカシアは、現在のジョージア、アルメニアにあたる地方だそうです。
クルミの風味が濃厚なチキンのクリームシチューといった感じのお料理でした。
アラビアン・ラム・バーガー。仔羊肉をチョップしたジューシーなパティにフェタ&モントレージャック2種類のチーズとタルタル&ハリッサ2種類のソース、タブーリと野菜を特製のバンズに挟んだCARVAANのスペシャル・バーガー。
タブーリはパセリをたっぷり使った中東のサラダ。ハリッサは唐辛子とスパイスを使ったピリ辛のペーストで、最近はカルディなどでも手に入りますね。
シックな店内の中、お料理も飲み物もどれもおいしくて大満足でした。
お食事の後に、再び12階展望スペースでパチリ。夜の渋谷の風景です。