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アーサイを使って 肉巻きとラタトゥイユ

2021年03月11日 | 料理

TOSA DINING おきゃくでお昼をいただいた後、1階のショップ「とさ市」でお買いものをしました。高知といえば、土地の物産のほか、野菜がおいしいことでも知られているので、地元の市場を訪れた感覚で、野菜をいろいろ買い込みました。

高知は、私も大好きな宮尾登美子さんのほか、作家の有川浩さんの出身地でもあります。以前読んだ「県庁おもてなし課」の中で、高知の市場の様子がいきいきと描かれていたことを思い出しました。

この日の夕食は、豚肉の生姜焼きにしました。生姜焼きはふだんは、線キャベツと合わせてめいめいに盛り付けることが多いですが、この日は沖縄のやちむんにどんと盛り付け、高知のトマトと菜花を合わせました。

菜花にはかつおぶしをふりかけて、しょうゆをささっとかけて。

お昼のデザートでいただいた、トマトのようかんに衝撃を受けましたが、高知のトマトは甘みがぎゅっと凝縮していて、スイーツに使われるのも納得でした。

そしてこの日は、アーサイというめずらしい野菜も購入しました。中国野菜の「四川児菜」別名 子持ち高菜。商標で、蕾菜(つぼみな)、子宝菜という名前もあるようです。芽キャベツのように、脇芽として収穫される野菜だそうです。

お店に用意されていたプリントでは、天ぷら、フライ、フリッター、豚肉巻き、キムチ漬けが紹介されていました。私は (プリントに書かれていたのとは別の味付けで) 豚肉巻きにしてみました。

アーサイのほか、アスパラガス、ししとうも用意して、薄いロース肉で巻き巻きしてフライパンで焼き、照焼きたれ (しょうゆ・みりん・三温糖) をからめました。

アーサイを大きく。アーサイは4つ割りにして巻きました。わずかなほろ苦さがあって、春を感じる味でした。

別の日にはラタトゥイユに入れてみました。ラタトゥイユは基本的に葉もの野菜は使いませんが、アーサイは芯の部分がしっかりしているのでいけるかな、と思いました。4つ割りにして他の野菜の上にのせ、あまり時間をかけずに仕上げました。

カレーにトッピングしました。

カレーはいろいろ野菜を入れて煮込んでも、全部茶色になってしまうので、私はたまねぎ、お肉、にんじんだけで煮込んで作り、上から野菜をのせることが多いです。カラフルで春らしさを感じるカレーになりました。

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