セレンディピティ ダイアリー

映画とアートの感想、食のあれこれ、旅とおでかけ。お探しの記事は、上の検索窓か、カテゴリーの各INDEXをご利用ください。

うなぎ料理 あつみ &うなぎパイファクトリー

2020年10月14日 | +静岡・愛知

浜松名物といえば、浜名湖のうなぎ。数ある名店の中、浜松駅近くにある1907年創業の老舗「うなぎ料理 あつみ」さんでお昼をいただくことにしました。

秋野不矩美術館から市の中心部まで南へ約1時間。お店近くのパーキングに車を止めると、甘いたれの香りがしました。人気のお店とあって、着いた時には既に満席でしたが、13時の予約票をいただいたので、30分ほど街をぶらぶらしてから再訪しました。

浜名湖で漁師をしていた初代が天然うなぎの蒲焼をはじめて以来、伝統を受け継ぎ、現在は五代目が老舗を守っていらっしゃいます。戸を開けると手前にテーブル席がありますが、私たちは奥のお座敷に案内していただきました。

注文はうな重と決めていましたが、大きさが3段階あり、こちらは1.5匹強入っています。私は1匹にしましたが、量としては十分すぎるほどでした。うな重には、お吸い物か肝吸い、お漬物、フルーツがつきます。

どーんと大迫力。肉厚のうなぎが、お重の隅々までしっかり入っています。肉厚といっても決して大味ではなく、柔らかく、むっくりとしておいしかったです。濃いめのたれで、しっかりとした味付けでした。

うなぎの蒲焼に関東風と関西風があることは、以前大阪に行った時に知りましたが、浜松といえばちょうど関東と関西の中間。お店によって違うようですが、こちらのお店は、関東風と関西風のよいところを併せ持っていて、中は柔らかく、外はパリッと仕上がっていました。

静岡といえば野菜や果物の農業もさかん。デザートのメロンもさっぱりとしておいしかったです。

***

おいしいうなぎを堪能したあとは「うなぎパイファクトリー」に向かいました。市の中心部から西に約30分。ここはうなぎパイで有名な「春華堂」さんの工場ですが、観光用に作られたものではなく、工業団地にあるガチの工場です。^^

とはいえ、中にはシアターやショップ、カフェなどが併設されていて、うなぎパイのことがいろいろ学べるようになっています。工場の横にはスケルトンのうなぎパイのトレイラーがお出迎え。

ガラス窓越しに、工場のラインが見えました。この日は金曜日でしたが、ラインが動いていなくて、うなぎパイを作る様子を見ることができなかったのが残念。その代わりにシアターでうなぎパイの作り方ビデオを見ました。

この後、ギフトショップでおみやげを買いました。ナッツをまぶしたミニタイプのうなぎパイは、香ばしくて目新しく、おみやげにもぴったりです。

外にはうなぎパイジェラートのトラックが。左に見えるのはうなぎパイのキャラクター、うなくんです。ビデオにも登場していましたが、いたずらっこですごくかわいいんですよ。女の子とのかけあいがおもしろくて最高でした。

コメント (6)