この本が出版差し止めになった意味が分からない。
読んでもいない本に対して「我々の権利が棄損される」と思い込むエセフェミの被害妄想は、すでに偏執狂の域に達していると思うが…。
内容的には「欧米人の思考」によるものなので、日本人にストンと当て嵌まるものではない。
確かにLGBTQは存在する訳で、それ自体を否定する気はないが、障碍者に対する社会の対応と同列程度で良いのではないかと思う。
市井で許容できる範囲の権利を求めるのは「是」だが、過剰な権利の要求は「非」だ。
欧米人のような一時の感情に熱狂して推し進める極端な権利の主張は、後に方向転換できず右往左往する後悔を生む大きな要因の一つだと思う。
昨今の「LGBTQへの過度な迎合」には疑問符しか浮かばない。
学校制服の件でも思うのだが、LGBTQを慮るあまり、普通の生徒の権利を抑圧してないだろうか?
「いろいろ面倒臭いのでスカートをやめて、全員スラックスにしました」とか思考停止以外の何物でもない。
政治家や有識者と呼ばれる類の、周囲の支持を集めるためならフェミだろうが左翼だろうが何でも表面的に迎合して「良い顔」をする輩がしたり顔で表舞台で持論を打つさまは、醜悪としか言いようがない。
こういう輩が「LGBTQのために何かしてくれる」事はほぼあり得ない。
「クールジャパン」「五輪」「万博」と声高に叫んでおいて、票田となる企業に税金を流し込んだ過去を忘れてはいけない。