今週末行われる法要のリハーサルに行ってきました。
山の上のお寺なので、少しは涼しいのではと期待していったのですが、残念ながら暑さは変わりませんでした。
入堂から退堂まで、式の流れにそってのリハーサルで、人の動きや雅楽演奏のタイミングなどを確認します。
衣・袈裟・袴なしで白衣に作務衣という格好でしたが、座っているだけでも汗が流れおちます。
おまけに、笙を温める電気コンロもそばにあるし、篳篥を吹くだけでも暑いのに。
我慢比べか何かの罰ゲームでしょうか、それともリハーサルで緊張感がいまいちなので暑く感じるのかな。
当日本番で着用する衣は化繊です。個人ではなく団体用として用意される衣は安価な化繊の衣が多いのです。この化繊の衣というのはビニールを着ているようなもので、麻や正絹の衣に比べて格段に風通しが悪いのが難点です。
本番は白衣に化繊の衣、その上に袈裟という重装備、どれくらい暑くなるのかちょっと心配です。(会場の本堂にはクーラーがないので)
昔は夏といってもせいぜいが30度前半の気温で夕方には夕立もあって気温も下がるというのが決まりでしたが、ここ数年の暑さは度を超えています。
日本の法衣はその夏にかろうじて対応するように出来ているものですから、今の夏の暑さには不向きでしょう。巷では半そでシャツ一枚で過ごしているのに十二単のように何枚も着物を重ね着しているのですから。
せめて、クールビス仕様の汗を蒸発させてべたつかず涼しくなる白衣とか、特殊繊維で軽く涼しい衣とか出来ると良いんですけど。
需要が少ないからたぶん開発してもらえないでしょう。
本番は気合を入れて精神力で暑さを吹き飛ばす、これしかないですね。