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清運寺だより

ようこそいらっしゃいました。甲府市にある日蓮宗寺院の住職のブログです。日々の出来事、感想、行事などをご紹介します。

おくりびとがアカデミー賞を受賞して。

2009-02-23 22:21:56 | Weblog

日本映画「おくりびと」がアカデミー賞の外国語賞を受賞したそうです。

日本映画がこの外国語賞を受賞するのは初めてのことだそうで、大変な快挙です。

私はまだ、この「おくりびと」を見ていないので、テレビで時折流される宣伝用の場面しか見たことがなく、内容はあまり知らないのですが、納棺師が主人公とのこと。

今夕のニュースを見ていると、主演した本木さんに指導をした納棺師とか、それ以外にも納棺師という人がインタビューされていましたが、私自身はこの納棺師という職業があることを知りません。

地元の僧侶の方々が集まる会で「おくりびと」が話題になった時、納棺師という職業があるのかという質問が出ましたが、誰も納棺師という職業があることを知りませんでした。

本当にそういう職業があるのでしょうか。

その集まりに出席した方々は山梨の僧侶ですが、東京をはじめ関東一円、時には関西、あるいは人によってはあちこちの地方の葬儀に出る人もいますから、その誰もが知らないというのは少し不思議な気がします。

山梨では、納棺は御遺体を布団から、棺に移し、これから三途の川を渡って旅をされる故人の旅支度をさせることをさしていて、葬儀社が旅支度の道具を用意し、遺族、葬儀社、僧侶が一緒に行います。

確かに、故人の衣服を整えたり、化粧をしたりということは、葬儀屋さんでも行っていますが、独立した職業となるとどうでしょう。

日本ではどちらかというと、納棺は御遺体を美しく整えることよりも、故人のこれからの行く末を案ずるという宗教的な意味合いが大きいのですが、映画に出てくる納棺師のやっていることは、御遺体を生前の元気な姿に見せるために防腐剤を注入し、化粧・修復などを行う施術のエンバーミングに近いような感じがします。

そんなところがアメリカ人にも受けたのかもしれません。

もちろん故人を思う気持ちという万国共通の感情が通じたのでしょうけれど。

 ともかく、いろいろ疑問は残りますが、この映画のヒットをきっかけに、人を思う気持ちが大切にされることを願うばかりです。

 それと、ひとつ心配なのは、この納棺師という言葉が独り歩きし、えせ納棺師みたいな人が便乗して出てきて、御遺族を傷つけるようなことが起こらなければいいがと思うのですが、こんなことを思うのは私だけでしょうか。

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白梅も8分咲きに。

2009-02-23 21:02:25 | Weblog

時折雨も降るものの、白梅もだいぶ咲いてきました。

椿の花も咲き、福寿草も咲いています。

いつもより一か月近くも早くいろいろな花が咲き始めています。

今日は、先日亡くなった近隣寺院のご家族の葬儀の打ちあわせです。

喪主となる寺院に組寺院の方々が集まって、当日の役割分担やスケジュールの確認などを行います。

来月の彼岸には忙しくなるので、その前に旅行に行く計画を立てている方もあり、通夜、葬儀当日の欠席者も何人かでています。

欠席者が多くなると、役割分担もままならず、一人何役もこなすことになりそうです。

今の時点でも人数が足りないので、通夜、葬儀当日の25日、26日はどこの寺院もその日に自坊の葬儀を入れないようにとのお達しがでました。

お寺の場合はいつ葬儀が出るのかわからないので、たいてい何人か手伝うことができないという事態の陥りやすいのです。

そのため、役割分担には余裕を持たせているのですが、今回ばかりはそうはいかないようです。

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