<金沢市の加賀麩不室屋のふやき御汁「宝の麩」>
最中のようで最中でない。
見た目は最中でも中身は違うというものが時々あるんですよね。
写真の最中のようなもの、実はおすまし&味噌汁なんです。
食べ方は、まず、皮の中央に親指の先で穴をあけ、お椀に入れます。
おすましは添付の出し汁、味噌汁は添付の味噌をお椀に入れます。
皮にあけた穴に向けてそっと熱湯を150CCほど注ぎます。
すると、あけた穴のなかから、熱湯で戻った細工麩や野菜が出てきてでき上がりです。
いわゆる即席みそ汁(おすまし)なのですが、実に品がよく高級感漂う一品です。
これ以外にも、最中の皮の中に乾燥したこし餡が入った懐中汁粉なんていうのもありますね。
これも、おすましと同じように、お椀に入れて熱湯を注げば汁粉の出来上がりです。
最中の皮は餅を焼き型に入れて成型して焼いたものですから、汁粉の餅がわりにもなります。
この最中の皮というやつは、実にいろんなものに合うすぐれものです。